また へびさん が…
「きてるよ…」
へびさん…こっち来てるよ…
長い舌だして にょろにょろ こっちきてるよ…
もう ダメだよね?たすからないよね?
イノシシさん…もう動かないもんね…
他の動物さんも、みんな逃げちゃった…
わたししか、いないもんね…
「おかあさん…」
さっき たすかったと思ったのにな
おかあさんに会いたかったな
あとちょっとで目の前に来ちゃうよ
こわいよ…おかあさん…
バサッ
「えっ」
なに?なんか急に暗くなったんだけど?
さっきまで明るかったのに、なんで?
もう夜になったの?
「あー!」
鳥!鳥だー!
おおきな鳥さんだー!
えー!すごい大きいんだけどー!
私が お買い物よく行くお店と
同じぐらいの大きさだよ!すごーい!
「でも…」
すごい大きな鳥さんなのはいいけど…
何しに来たんだろう?
へびさんと同じで、わたしを食べに来たのかな?
そういえば、へびさんは、何してるのかな?
ちらっ
へびさんも、わたしと同じで動き止まってる
鳥さんのこと、じっと見てる
「うーん…」
へびさんの丸のみもイヤだけど
鳥さんのクチバシも痛そうだな…
「はぁ…」
どっちもイヤだなー
「はぁ…」
なんかもう疲れちゃったよー
助かったと思ったのに助からなくて
もうダメと、思ったら今度は鳥さん来て
そもそも、この星はなんなのー?
なんで、こんなに大きな動物いっぱいいるのー?
知ってたら来なかったよー
「でもなぁ」
お母さんと離れるのイヤだったもんね
知ってても わたし来ちゃってたのかな?
どうなんだろうな…うーん
「あーもう!」
考えてもわかんないよー
わたし なんでこんなこと考えないといけないのー
そもそも こうなったの
わたしのせいじゃないじゃん
あの男の人たちが いけないんじゃん
「そうだよ」
わたし なにも悪くないよね?
なにも悪いことしてないよね?
ただ、お母さんと
お買い物行こうとしてただけだよ?
それなのに、なんでこんなことになってるの?
なんか腹立ってきたよー
前に わたしが食べようとしてたプリン
お母さんに食べられたときよりも
怒ってるよ わたし!
もう、プンプンなんだからね!
お母さん連れて行った
男の人たちに会ったら、謝ってもらわないと!




