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銀の太陽 紺の月  作者: ミソラ


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私はメイドアンドロイド4

 一日の仕事を終え夜になると、使用人部屋つまりアンドロイドが格納される部屋に戻ります。

 

 疲れるわけでもなく食事や入浴も必要ありません。が、それなりに汚れるのでシャワーを浴びて汚れを落とします。結局、これが一番早いです。

 横になって寝るわけではないので、それぞれに割り当てられたスペースに立ちます。各スペースはメイド服が何着か入ったクローゼットとその横一平方メートルぐらい。壁沿いに私とハウスメイドのマーサとコックのごんさん、それから警備用アンドロイドが一体、立って目を閉じています。警備用アンドロイドは二体おり交代で夜中も巡回しています。

 

 立ったまま壁の金属の板に背中をつけると充電とデータのバックアップがされます。月に一度、集まったデータを中央センターに送りAIの学習に役立てます。

 ソピア内にあるお屋敷と店舗には全てこの設備があり、各お屋敷に勤めるアンドロイドから毎日のようにデータが中央センターに送られているのです。

 

 このお屋敷での私の立場はハウスメイドとおぼっちゃまの家庭教師を兼ねたようなものです。おぼっちゃまの通う学校は小中一貫ですが、中等部に進級しておぼっちゃまが色々と忙しくなったので今では家庭教師の役割はありません。日々の予定管理と話し相手といったところでしょうか。

 

 私のような会話ができるアンドロイドは開発途中で私が第一号です。繊細な作りらしく、今のところご主人さまのような専門家の家庭でないと対処できないのです。


 *

 

 何もないことが平穏。この外界から切り離され堅固なセキュリティに守られたソピアでは毎日変わり映えのない日々が続くのが当たり前です。


 ですが、ある日その日常が破られました。この世界にいるはずのない存在、『彼』が現れたのです。

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