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木のカエデと物人化

前回のあらすじ!

スキルを確認していたグラサン、突如狼のモンスターの群れに遭遇し、苦し紛れに打った『物人化』のスキルは大きく外れて木に当たってしまう。絶体絶命かと思われたその時、謎の女の子が助けてくれた!


他の狼は様子を見ている。

「『枯れ葉の舞』」

襲ってきた狼達を避けて、避けて、避けまくる。

グラサンもライもその姿を放心状態で見ていた。

「これで終わり、『紅葉狩』!」


狼達は3体ほど倒れ、残りは逃げていった


「助かったよ、ありがとう」

「私はフォレストウルフを倒しただけです。マスター」

「………は?」

「あなたが私を作ったんでしょう?私に向かって謎の光を放って。」


物人化で出た光のことだろうか。

そうだ、どんなスキルだったのだろうか


『物人化』 この世に存在するものに当てるとその物質に合った能力をもつ人間、または生物を作り出せる。解除す

るとその物質は2度と物人化することもこの世の役に立つこともなく消える。また、それと同じ物を2つ 以上作るとその人間は合体し、能力がアップする。代わりに戦闘によるレベルアップは困難。召喚した 日は10レベルほどの力を発揮し、召喚した 日を超えると1になる。ただし、1日に1回しか使用不可。


つまり、知らずに使ったこのスキルはいわば召喚魔法。1日に一回しか使えないのは不便だが、緊急回避には使えそうだ。


「俺はグラス・サウザンっていうんだ。君の名前は?」

「私には名前はまだありません。グラス様に決めてもらえるとありがたいです。」

「なんか堅苦しいなあ、とりあえず様つけるのやめて欲しいかな。名前はちょっと待ってて」

「承知しました。グラス、これでよろしいでしょうか。」

「正直他人行儀なのも嫌だけど、まあいいや。ライ、なんか名前思いつくか?」

「俺の時は雷獣から来てんだろ?木とか森とかの生物っていないのか?」

「ちなみになんの木だったんだ?」

「私はカエスギノキです。」

「見た感じ花粉が多いカエデの木って感じだな」

「カエデ、とは?」

「俺の故郷にある木の名前だ」

「では、それが私の名前でよろしいですか?」

「・・・そんなつもりはなかったが、気に入ってくれたのなら」

「それでは私はカエデと名乗ります。これからよろしくお願いします」

「おう」


するとピンッと音が鳴り

【進捗、『初めての仲間』を達成しました。味方生物のレベルが1上がり,『味方隠蔽』を習得しました。】

と声が聞こえた。


「何だよ」

「俺らを送った神の報告機能だよ。今は俺とグラサンしか聞こえないみたいだな」

「どうされました」

「いや、何でもない」



『ライ』 レベル3


〈スキル〉

『放電』 『帯電』 『交流』


『交流』 相手をとらえられれば一定の周期で電気を流し込み、麻痺させることができる。



『カエデ』 召喚時のため、レベル10

〈スキル〉

『ウッドブロック』 『枯れ葉の舞』 『紅葉狩り』 『大地の恵み』


『ウッドブロック』 甲高い音で相手を怯ませる。同時にスキル発動者の防御力より少し高いの木製の壁を作る。効 果時間は30秒

『枯れ葉の舞』 自分の運勢、魅力下げる代わりに素早さをあげる。いつでも解除可能

『紅葉狩』 まるで三本の剣を同時に出すように攻撃する。一度に複数体当てると攻撃力が上がる

『大地の恵み』 その場所の恩恵を受ける。一部の状態異常を解除。たまに全ての能力が少し上がる。使用すると 翌々日まで使用不可


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