提案、物人化
pv700、ユニークが400近くまでなりました。本当にありがとうございます!
「もうすぐ頂上か?」
グラスたちはドリトバー火山を三時間登っていた。
そろそろついてもおかしくない。
「王が気になりますね。火山で私が少し燃えそうですが、」
「「「提案がある。人間。」」」
振り返ると3匹の鳥が飛んでいた。
「ワシからの提案だ。もうワシらの縄張りをナワバリを荒らすのをやめてもらえないか?」
「ワラスからもお願いする。お前たちがなぜここを荒らすのかが分からない。」
後ろの鳥は何も言わずにこっちを見つめている。
「ナワバリを荒らすって?」
グラスがその言葉を言った時、鳥は驚いていた。
「なっ無自覚のまま行っていたというのか?」
「ワラスは今鳥肌がったったぞ。」
「よく分からないけど、倒すか?ライ」
「そうだな。」
グラスはシュガンに『岩投げ』を命じた。
それは鳥にまっすぐ飛び、当たった。
後ろの鳥に。
「今,何をした。」
「攻撃かな?」
「それは私たちの平穏を乱すという解釈でいいか?」
「そっちがこっちを乱しているんでしょ?」
「わかった。もう話しても無駄なようだな。2トリとも戻って仲間をまもれ。」
「「はい。」」
2匹の鳥は山の上の方へと帰った。
「一応最後に聞く。人間。ここを荒らすのをやめないか。」
「こっちも欲しいものがあるんでね。」
「愚かだな。<フェニックス>の名を持ってお前を倒す。」
「さあ、行くよ、みんな。」
「『体内噴火』」
フェニックスの体が赤いオーラに纏われる。
「カエデ、『ウッドブロック』!ライ『帯電』!」
木の板が現れる。だがそれは一瞬で燃えて消えてしまった。更に音に怯んだ様子もない。
「『フレアドライブ』」
フェニックスが体をねじらせ、ドリルのように突進する
それはシュガンの体を捉えて吹き飛ばす。
「いってて。アニキ、これ正直言ってだいぶ重い攻撃だべ!できっだけ避けてもらうと助かりやす!」
「まずい、まだ一回も当てられていないのにこっちは危なっかしい。どうすれば。」
「オレの新技を使う。できればそこに誘導してくれ。」
ライもレベル上げで新しい技を覚えていた。上手くハマれば相手を全く動かさないことも可能である技。
「やってみるか。ライ!『エレクトリシティ』!」
ライがそこらじゅうを駆け巡る。
そしてそれは線になり
編まれ、形を作った。
「ら,ライ。それどこで知った?」
「店でおもちゃが売ってたろ。それで考えたんだよ。」
フェニックスはまた体をねじらせる。
それはライの作った雷の網に捕えられた。
「[あやとり]ってやつをね!」




