取り調べと物人化
長いこと投稿しないですみませんでした。
「はあ、やっと着いた。」
「お疲れ様でした。これ、ギルド紹介状です。ここのギルドを受ける証明になります。」
「ありがとうございます」
大体1週間かけてついた『コソノニーク』。国の倉庫と言われるだけあって賑わっている。
「何者だ。」
兵隊が通せんぼしてきた。
もらった紹介状を見せると通してくれそうだった。
「...ついてこい」
兵隊が案内してくれるのだろうか、とりあえずでついて行ってみる。
すると前世の刑事ドラマとかで見る取り調べ室のようなところに連れて行かれた。
「どこでこれを手に入れた」
「セヤンヨウです。」
「これの価値は知っているのか?」
「冒険者ギルド登録のための紹介状でしょう?」
「まあ、間違いではないが、正確には全ギルド登録書だ。」
「と,言いますと?」
「冒険者ギルドだけでなく、商売ギルド、制作ギルド、情報ギルド、治療ギルドの全てに入れる資格証だ。」
「その価値って...」
「大体金貨700000枚分だ。まあ、売ることはできないが発行数が極端に少ないため、使用不可のものはこのくらいの金額で取引される。」
金貨700000枚、金貨は日本円で大体1枚100円くらいだから、、、
、、、うん、深く考えないようにしよう。
「今から聞きたいことは3つある。正直に答えてくれ。
1つ目、お前の出身地はどこだ。」
「気づいた時にはセヤンヨウの近くの草原の中にいた。」
「2つ目、どうやってこの都市にきた。」
「セヤンヨウから運ばれる食料の護衛クエストを受けた。この街には残る。」
「よし、最後だ。お前は『転生者』か?」
「えっ?」
転生者、そんな言葉がなぜ1兵隊から出てくる。
「お前も、『転生者』なのか?」
「お前『も』ってどういうことですか?他にもいるんですか?転生者が。」
「今この資格を持っている奴らはみんな別世界からきたと言っていた。昔は知らないが、今これを持っているのはお前を含めて3人だ。」
「もしかして、その中にギルド創始者の勇者が?」
「ああ、いる。これは販売が不可のため、知っているものも少ない。」
なんにしろ,自分と同じような境遇の奴があと2人いる。
「もう一度いう。お前は『転生者』か?」
「YESだと思います。」
「そうか、じゃあ、おれと『決闘』しろ。」
「なぜ?」
「おれを倒したら教えてやる。」
「絶対ですか?」
「しなければこの部屋から出さない」
「仕方がないですね。」
<決闘の申請が承諾されました。これより、コロシアムに転移します。>
すると周りが光だし、
2人は光へと包まれた。




