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冬だまりに挿す花

作者: 檸檬

寒もどり

空っ風にほっとする

まだ雛鳥のような我がこころ



夜の扉

君に話す心の鍵は

明日の形になっていた




あの星に手を伸ばす君の指先に

光る輪っかをさがす星雲




イガグリが

梢につかまりてまだ落ちぬ

春風をまっているから



鉄鍵穴

1500度が流れこむ

基本姿勢一点集中



強い雨

次の日には水溜まりに

安心してと君の日溜まり




一生の瞳で一瞬の花を愛さんとする

きみにただ恋をする




風よ海よ

喜びで起こして彼方へ

あなたの心で貫いて




カラカラの喉に

オアシス君という

架け橋渡るわれは虹色




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― 新着の感想 ―
[良い点] 九つの言の葉の束の一つひとつが、どれも印象的で、さらにそれらが束ねられてひとつの想いになっているように感じました。 中でも「夜の扉 君に話す心の鍵が 明日の形になっていた」、「一生の瞳で一…
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