冬だまりに挿す花
寒もどり
空っ風にほっとする
まだ雛鳥のような我がこころ
夜の扉
君に話す心の鍵は
明日の形になっていた
あの星に手を伸ばす君の指先に
光る輪っかをさがす星雲
イガグリが
梢につかまりてまだ落ちぬ
春風をまっているから
鉄鍵穴
1500度が流れこむ
基本姿勢一点集中
強い雨
次の日には水溜まりに
安心してと君の日溜まり
一生の瞳で一瞬の花を愛さんとする
きみにただ恋をする
風よ海よ
喜びで起こして彼方へ
あなたの心で貫いて
カラカラの喉に
オアシス君という
架け橋渡るわれは虹色