★79 20階
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1月15日
今度こそ、20階を攻略だ!
12人で出発し、ダンジョンの1階で別れた。
アメリアたんは少し強くなったようだけど、ついこう言ってしまった。
「気をつけて行くんだよ。」
入学したばかりの、小学1年生の親の気持ちってこんなんだろうか、心配だ。
20階のボス部屋の前に来た。
魔力も体力も充分だ。
ここに来るまで1カ月以上かかってしまったが、結構強くなったと思う。
もう怖くないぜ、勝負だ!
20階のボスは、オークナイト6匹だった。
しかもちゃんとしたパーティになっている!
戦士3人、僧侶1人、射手1人、魔術師1人だ!
まずは、結菜と愛海が6匹すべてに魔法で攻撃した。
奴らは防御魔法ができず、みんな被害を受けたが、戦士3人が襲い掛かってきた。
俺とロロランとグレイスが引き受ける。
ダリヤは敵の射手に矢を放ち、2発とも当たった。
敵僧侶が自分に回復魔法をかけている。
流石オークナイト、凄いパワーだが、攻撃が直線的だ。
長剣を腕の小楯で流し、ヨロイの隙間を切りつける。
いいよ、小楯使いやすいよ~
ロロランは豪快に、剣を持った太いオークナイトの腕を切り落とした。
クリティカルだ!チャンスと俺も加わり切り刻んだ。
さっきまで戦っていた奴に長剣で切られそうになり、慌てて逃げ出す。
魔術師もまたこちらの方が早かった。
まずは結菜の雷魔法が全員に炸裂した!
愛海が火魔法を放ち、敵の魔術師が死んだ。
射手の対決は、ダリヤの方が連射、威力、正確性全てが上回っており、圧倒した。
ロロランはグレイスに加勢し、切りかかる。
ロロランがもう1匹の戦士を殺した。
敵の僧侶が回復を諦め、スタッフを振り回し、ロロランを襲ってきた。
やはり、恐ろしい威力だ、当たらないけど。
グレイスとロロランが上手に連携し、倒した。
俺が最後に戦士を倒した。
ふー、先月来ても勝てたんじゃね?
でも魔術師のレベルが低かったから楽勝だったが、6人とも戦士だったらヤバかったからな。
まあ、1カ月の苦労は無駄じゃなかったと思いたい。
20階のお宝はこれだ!
サファイアのローブ 防御力アップ、魔力回復。
「愛海、これを着てみて!」
今着ているローブを脱がし着せてあげると、
やはり後ろから抱きしめてしまい、離れることができない!
「みんな、ありがとう。」
愛海は微笑みながらお礼を言ってくれた。
21階を歩く。この階は、動物系とアンデッド系の魔物が出てきた。
アンデッドは初めてだ。
気持ち悪くてゾッとしたけど、物理の攻撃も効くのでぶっ飛ばしてやった。
結菜とグレイスの聖魔法もしっかりと効果を上げている。
この前、ブルードラゴンが「ノーライフキング」って呟いた。
アンデッドの凄い奴だから、聖魔法が強力にならないと・・・
夕方、ボスの部屋についた。
ワーウルフ1匹だ!奴が雄たけびを上げると部屋が震えた。
凄いスピードで襲いかかってくる。
俺とロロランで対応するが、奴の方が早い!
結菜が狙いを定め、雷魔法を当てた。
一瞬動きが止まった隙に俺とロロランが右半身と左半身を切り、奴は死んだ。
お宝は、トパーズの指輪 器用さアップ だった。
グレイスがぐいぐいと迫ってきた!
「トパーズね、これはヒロトよ!」
結菜が言うと愛海、ダリヤ、ロロランが頷いている!
グレイスががっくりしたあと顔を上げた。
「じゃあ、私がヒロトに着けるわ!」
「今回はロロランの番ね!」
またまたグレイスががっくりとしていた・・・
頬を染めたロロランが俺の左手薬指に着けてくれた。
「ヒロト・・・もう怪我しないでね!」
「ファイ!」
可愛らしいロロランに思わず緊張して、へんな声で返事してしまった。
手品とか、曲芸とかもっと上手になってみんなを楽しませるぞ!
家に帰ったら、別れたばかりのアメリアたんから呼び出しがあった。
クラン全員で使者について行くとエルンストの家だった。
「ようこそわが家へ!」
満面の笑みのアメリアたんが、3人のメイドをバックに現れた!
1人は40歳くらい、あと2人は20歳くらいだろうか、おそろいのメイド服だ。
「お帰りなさい、ご主人様!」
って言ってくれるのかな?
「ここってエルンストの家じゃなかった?後ろの人たちは?」
結菜が尋ねるとアメリアたんが答えた。
「家はスプートで便宜を図る代わりに借り受けました。
召使たちはスプートから来てもらったのです。
クランのみんな、こっちへ引っ越していらっしゃい。
面倒はワタクシがみます!」
「どうしましょう、ヒロトさん?」
アレクから尋ねられたが、俺にもわからない。
「どうしましょう、結菜さん?」
「まあ、いいんじゃない?みんな料理とか家事はあんまりだし・・・」
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