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★75 紹介

よろしくお願いします。

好評価、ブックマークありがとうございます。

励みになります!

新メンバー、魅力的だといいのですが・・・



じゃあ、これだ!

「すいません。これも秘密にして頂きたいのですが・・・

私の職業は忍者ということにしていますが、実は泥棒です。

といっても敵からスキルを盗むのです。

他人の物を盗んだりはしていませんが、それでもよいでしょうか?」


アメリアたん、爺さん魔術師だけでなく男爵もぎょっとしていた。


「・・・まあ、犯罪者でなければよいでしょう。」

「泥棒が本当のことを言うハズがありませんぞ。

 アメリア様、スプートに帰ってアクルックスに頼みましょう!」

スプートの金ランクパーティだな。


「最近はこの街に泥棒がいるっていう話は聞きませんな。」

男爵は事実だけを話してくれた。


「大丈夫です。私は神の啓示に従います。」

アメリアたんの顔は少し青ざめているが、気丈に答えた。


「先ほど占いの事例をお聞きしましたが、

凄い能力なので、アメリア様が占星術師として知られていると、

誘拐など、狙われる可能性があります。私たちでは守りきれません。」


「・・・アメリア様、危険です!父上の所へ帰りましょう!」

「・・・まだワタクシが占星術師と知っている人は家族とあなた方しかいません。

内緒にすれば大丈夫ではないでしょうか?」

危険性に気付いた爺さん魔術師は説得しようとするが、アメリアたんは頑なだ。


「攻撃魔法は使えるのですか?」

「・・・申し訳ありません。今は使えません。」

小柄なアメリアたんがさらに小さくなっていった。


「・・・それでは攻撃魔法を使えない貴族のお姫様が、一人暮らしがしたくて親元を飛び出して、

ダンジョンを攻略したいので、ごり押しで私たちのクランに加わったと

周りに説明することになりますが・・・」


「無礼者!アメリア様をおとしめることなど駄目に決まっておろうが!」

「ではどのように説明するのです?」


「・・・理由は考えますが、それでもやむを得ません。

ワタクシは、神の啓示に従います!」

アメリアたんの顔色は蒼白だが、決意は固そうだ。



「男爵、いかがでしょうか?」

俺の問いに、男爵はうなずいた。

「伯爵からの手紙では、アメリア様の希望を出来る限り叶えてほしいとのことだ。」

ホントかよ、だれか断ってくれよ!


「貴方のクランに加わらせてください、お願いします!」

「ああ、アメリア様・・・」

アメリアたんが必死に頼んできたので、爺さん魔術師は嘆息した。


「それでは、そのパーティと一度顔合わせをしましょう。

貴族の馬車だと目立って困るので、歩いてもらえますか?」

「おのれ~、調子にのりおって~」

「わかりました、一緒に歩きましょう!」

爺さん魔術師が怒っているが、アメリアたんは一歩進んだので嬉しそうだ!


アメリアたんの護衛としてネヴィルがついてきた。


「しょうがないよ、今回はヒロトのせいじゃないよ。」

結菜と愛海に慰められた。


まずは俺たちの家に行き、俺のパーティを紹介する。

「俺はヒロト、職業は泥棒です。

陰陽師の結菜、第一夫人です。

言霊使いの愛海、第二夫人です。

精霊弓士のダリヤ、第三夫人です。

獣戦士のロロラン、第四夫人です。

僧侶のグレイス、第五夫人です。

もっと妻を増やす予定です!」

あっ、妻の紹介になってしまった!


最後の台詞を聞いた事情を知らないロロランに後ろから蹴られた!

「痛いよ、もっと優しくしてくれよ!」


アメリアたんはポカーンと口を開けている。


護衛の爺さん魔術師の頭から湯気がでている。

「おのれ、アメリア様に手を出しおったら、儂が呪い殺してやるぞ!」

こわっ、呪いってあるの?これで断ってくれない?


「伯爵である私の父でも2人しか妾はいないのに・・・

コホン。それでは、もう一つのパーティを紹介してもらえますか?」

アメリアたん、生真面目なんだから~


アレクたちの家へ案内し、アレク、フリッツ、ポロッカ、ボリスを紹介した。


アレクたちは貴族のお嬢様を見てビックリしているが、

アメリアたんは気にせず、ボロい家を興味深そうにきょろきょろしていた。

こんなにボロい家は初めて見るのだろう。


簡単に説明してアレクたちに任せ、俺たちは自分たちの家に戻った。

読んでくれてありがとうございます。

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