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★73 シリウス

よろしくお願いします。



12月14日


フリッツとアレクはもうすぐ15歳になり、孤児院を追い出される。

ポロッカとボリスも独り立ちしたいので、パーティで家を借りることになった。


エルンストに探してもらったら、俺の家の近所に平屋の6LDKがあるという。

見に行ってみたら、ぼろぼろで、本当は3LDKだったのを、

仕切りを増やしたようで部屋がかなりせまい。

冒険者が使っていたらしい。


安いし、俺たちの家に近いし、メンバーが増えても対応できるので、君に決めた!

じゃなかった、ここに決めた。


俺が木工と土工のスキルを使ってひどい所は取り替えた。

さらに一部は愛海がナデナデして直したので、大分マシになったよ。


今は部屋が空いているからマーガレットがそっちに住んで、

フリッツたちの世話をしてもらうことになった。


だけど、フリッツ、魔術師とかメンバー2人増えたらどうするんだ?

マーガレットを追い出すのか?んん?


フリッツたちが強くなるまで俺たちが家賃を負担することにした。


20階では地道にマッピングをすることにしたが、それならということで、

フリッツたち4人も誘ってみた。

急で勝手な誘いだったが、4人とも喜んで参加してくれた。


俺はクランをつくり、フリッツたちをメンバーに入れることにした。

フリッツ、アレク、ポロッカ、ボリスがパーティ「シリウス」を登録した。

リーダーはアレクだ。


10人でダンジョンに向かって出発だ。


まずは小僧どもにクランの目的、方針を示さねば。

「みんな、俺たちのパーティは10年後、魔王と戦うことを求められている。

でも、それまでに死んだり、戦えなくなったらそれこそおかしい。

だから、安全第一で行く。みんなが幸せになるように戦うんだ。

わかったな?」


「ヒロトはハーレムがあるからな!」

「フリッツ、お前は首だ!」

おい、10年後に魔王が来るって判っているのか?


フリッツたちに、これまで俺たちが倒してきた奴らの武具を渡した。

フリッツには、アーダルベルトの長剣 麻痺 と

アウグストが持っていた 首飾り 俊敏 を渡した。


こんな凄いアイテムはと流石のフリッツも遠慮した。

「みんなが危ない目にあうかもしれないぞ!

みんな、フリッツだけ特別ですまない。

だけど強敵はフリッツがやっつけてくれるからな!」


みんな恐縮していたが、命には代えられないので、俺たちが持っていた装備を選んだ。

因縁のブレスクたちの装備も入っていたが、愛海が言霊で少しいじっていたため、

ロロランもグレイスも奴らの装備とは気づかなかったようだ。

装備だけならもう、銀ランクパーティだな!


翌朝、パーティをシャッフルした。

俺(泥棒)、ポロッカ(獣戦士)、アレク(僧侶)、ダリヤ(精霊弓手)、愛海(言霊使い)と

フリッツ(戦士)、ボリス(盗賊)、ロロラン(獣戦士)、グレイス(僧侶)、結菜(陰陽師)

の2チームだ。


20階に行き、オークリーダーの群れを10人で撃滅する。

2匹以下ならの4人に任せた・・・


夕食後は反省会だ。

シリウスの4人でオークリーダー1匹を倒せていた。

フリッツなら1対1でも勝てるかも。武器がいいとはいえ、やるなコイツ!


「アレクから順番に今日の感想、反省を言ってみろ。」

「僕は自分が弱いことがよくわかりました。

ただ、連携をうまくすればオークリーダーにも怪我せず勝てることがわかったので、

明日から連携に気をつけます。」


「俺は凄い武器をもらったなって。」

「フリッツ、君は前に出過ぎだ!気を付けないとやられるぞ!」

「・・・おう、気を付けるよ。」

アレク、俺の出番を奪うんじゃない!


「アタイはヒロトさんたちとの力の差を感じたにゃ。別世界の人みたいに力が違うにゃ!」

・・・ポロッカ、俺たち別世界から来ているから!

「そうだな、勇者ってこんな感じかなって思ったよ!」

ボリス、結菜は勇者のパーティメンバーに選ばれていたから!


「この階で戦っていれば、すぐ強くなるわ。

みんなはまだ弱いから無茶しないでね。

武具を渡したのは、死んだり怪我したりしないようにだからね。」

愛海が優しく締めた。



12月28日


今日で、今年のダンジョンは終了だ。

マッピングを20階で3回行ったが、まだまだ完了していない。


フリッツ、アレク、ポロッカ、ボリス、みんなかなり強くなった。


年末はみんなでフォーバルの手下となり、お正月の準備をした。

読んでくれてありがとうございます。

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