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★65 アンタレス

よろしくお願いします。


みんなも呼んで話を聞いたところ、

俺たちがブレスクたちの仇だってことで、

スタッドリーっていう奴が率いるクラン「アンタレス」に狙われていて、

今も見張られているらしい。


ブレスクたちはアンタレスの2番手パーティだったそうだ。

ルイとルパートの仇で、さらに俺を殺して妻5人をドレイにしようとしていた。

殺して当然だし後悔はないけど、ホントに復讐の連鎖ってあるのね・・・


俺たちが奴らを殺した証拠は残さなかったけど、奴らにとってはブレスクがいなくなり、

俺たちが目の前をウロウロしているからな。

うん、当然だね。


金が1つ、銀、銅のパーティが2つずつだから30人で、

俺だけを殺し、結菜たちを奴隷にするつもりらしい。

甘い甘い蜜を狙って次から次へと虫どもがやって来る・・・

もしホントなら、全く勝てそうにないな・・・


だけどライアンたちが助けてくれるとのことだ!

スタッドリーはこの街のマフィアのボスで、色々悪さをしており、

今まで小競り合いを続けてきたが、奴らの横暴に我慢ができなくなったそうだ。



10月29日


カラカスへ向かって出発する。


昨日、スプートに帰る途中の梁多健介と千家優姫と出会ったので、

カラカスまで一緒に帰ることになっていた。


朝一番に事情を話すと梁多の返答はもちろんこうだった。

「俺は正義のヒーロー、マーズレッドだ。俺に任せろ!

なあ、優姫ちゃん?」

「・・・そうね、結菜たちは守らないとね。

大林君は死ねばいいけど!」

「おい!」


尾行されていたので確認したら、やはり6人5セットいた。

あの後、ライアンたちが信用できるか、行くべきか相談したら、

みんな信頼して行こうっていうことになったけど・・・


街道を行く。

2時間ほど歩くと周りには関係者以外だれもいなくなった。

森の中へ入って行く。

ライアンたちが待ち伏せている場所へ着いた。勝負だ!


「ストーカーは嫌われるぜ?」

「?何アホなことを言ってやがる、お前は死んどけ!」

スタッドリーが吠え、みんなが動き出した!

30人対8人って思っているから作戦なんか何もない。


バカめ、こっちは詠唱省略だ!

結菜の雷魔法と愛海の火魔法が金ランクパーティの全員に先制した。


ダリヤの矢が魔術師に当たり、もう倒れた。

もう一人の魔術師には俺の鉄球が炸裂した。

バカが、魔術師のくせに前にいるからだ!


梁多と千家が銀ランクパーティを引き受けてくれた。

梁多が「マーズレッド!」と変身すると、驚いて銀ランクパーティは立ち止まった。


梁多は装飾過剰な短剣を構えると、「韋駄天」と叫んで、

一瞬後には奴らの後ろにカッコいいポーズで立っていた!


俺の目、いやメガネにはくっきりと写っていた。

梁多がゴーアンドストップを3度繰り返し、3人の敵を切り裂いていたことを!


千家は長めの日本刀を中段に構えていた。

槍と盾を持った戦士に向かって、千家が突きを放った。

「牙突!」

盾と鎧ごと戦士を貫いた!


2人とも練習試合では本気を出していなかったんだ、メチャクチャ強いぞ!


もうひとつの銀ランクパーティには、クリストフとスミヨンの魔法が先制し、

ライアン、ミルコ、クリスチャン、ジョアンが後ろから襲い掛かり暴れ始めた。


30人で8人を嬲ろうと思っていたら、

前から後ろから襲い掛かられ、敵はパニックになっている。

敵の僧侶が回復魔法をかけようとするが、ダリヤの矢が阻止した。


だが、流石金ランクの戦士たちだ、俺たちに襲いかかってきた。

俺、ロロラン、グレイスと3対3だ。

スタッドリーは一番後ろまで下がり、何かを狙っている?


俺は手前の戦士を「跳躍」と「曲芸」のスキルを使って飛び越え、

スタッドリーに迫っていく。


スタッドリーは慌てて剣を突き出してきたが、紙一重で躱して心臓をぶん殴った。


一瞬固まったが剣を再度振ったスタッドリーから離れたら、

俺に逃げられた戦士が迫ってきた。


先に剣を振るう。

戦士は盾で防いだが、もちろん俺の影剣に切り裂かれ、倒れた。



「いくぞ!」

スタッドリーが声をかけるとアンタレスが左右へ引いた。

「蜘蛛の巣!」

スタッドリーは剣を振るったが、何も起こらなかった。

俺がスキルを盗んでいたからな。


呆然としたスタッドリーに俺は襲いかかる。


スタッドリーは金ランクでは弱い方とのことだが、チェーンメイル、兜、手甲で固めていた。

すぐに立ち直り防御に専念されると、動きは早くないが隙がない!意外と手強い!


まずは軽装のグレイスの敵をやることにし、スタッドリーの隙を見て、

投げナイフを太ももに当てた。

動きが鈍った奴をグレイスがメイスで剣を持つ腕を殴り、剣を落とした敵を撲殺した。

神様、お許しください!


逃げ回っていた結菜と愛海が、追いかけていた銅ランクパーティに魔法を放った。

1つのパーティが全滅した。

銀ランクパーティは梁多、千家、ライアンたちがもう片づけていた。

ライアンたちは銅ランクパーティを追いかけている。


ロロランとグレイスが敵の戦士を追い込んでいく。

ロロランが戦士の顔に剣を突き刺した。


スタッドリーが逃げ出した!

「助けてくれー」

と叫びながら・・・


ダリヤの矢が膝の裏に突き刺さった!

大げさにスタッドリーが転倒し、命乞いを始めようとするがさっさと切り捨てた。


読んでくれてありがとうございます。

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