★62 能力
よろしくお願いします。
次の日も間道を歩いて行く。
魔物はたくさんいるようだが、襲ってこない奴らは無視して進んでいった。
日が西に傾いた頃、すぐ近くに薬草がたくさんあることに気づいた。
付近で結菜たちにキャンプの準備を任せ、俺は薬草採取だ。
ゴブリンどもから「鑑定(草)」を得て、狼から「嗅覚」を得ている俺は、薬草採取のプロだ。
他の5人の合計と同じくらいの勢いで採取できるのだ。
ロロランが近づいて来た。何の用だろう?
「ヒロト、今日も魔物が多かったよね。」
「そうだな。」
ロロランがモジモジしている。
「どうかした?」
「・・・ワタシの能力を受け取って欲しいの!」
ロロランの言葉使いが可愛いよ!
ワタシ?オレじゃないの?
欲しいの?受け取れ!じゃないの?
「ワタシの能力を使えるようになったら、もっと強くなるから。は、早く!」
チェーンメイルを脱いで、上着も脱ぎ始めた。
「待て、ロロラン、服は着たままで大丈夫だから!」
下着のシャツも脱ごうとしていたが、その手は止まり、下に降ろされた。
ロロランは頬を染め、恥ずかしそうだ。俺を見ることも出来ない。
「ヒロト、お願い・・・」
うおー、ロロラン、超可愛い!
右手をロロランの左胸に近づけていくと、ロロランはぎゅっと目を閉じた。
「ホントにいいの?」
「うん。」
コクンと頷くロロラン。なんて、なんて可愛いんだ!
左胸に触れた。何かを得た!
だけど、まだだ!
山、山、そこに山があれば登るしかないのだ!
右手を少し上にずらそうとすると、
後ろから草を踏みしめる音が聞こえてきた。
ロロランが身を翻してチェーンメイルや服を掴むと逃げ出した!
やって来たのはグレイスだった。
「こっそりとロロランと何をしていたの、うふふ?」
ロロランは嘘をつくのが苦手みたいだし、正直に話すしかないか・・・
「ロ、ロロランが俺に能力をくれたんだ。」
グレイスは妖艶な笑顔となった。
「うふふ、ロロランの胸を揉みしだいたのね。
だから、ロロラン、あんなに恥ずかしそうに・・・」
「ご・誤解でふ!ボクの右手は全く動いていまふぇん!」
「じゃあ、私の能力もあげるわ、うふふ。」
「ホントにいいの?」
美味しい話に秒で反応してしまった!
グレイスもチェーンメイルを脱ぎ、上着も脱ごうとする。
「いや、防具の上からでも大丈夫だけど・・・」
「あら、そうなの?うふふ。」
とか言いながら、シャツだけになってしまった。
グレイスが腕を胸の下で組むと、大きな胸がさらに強調された!
ヤバい、ヤバすぎる、この山は!
右手をゆっくりとグレイスの胸に近づけていくが、
右手がビックリするぐらいブルブル震えている!
動揺が全く隠せない!は、は、恥ずかスゥイー!
「・・・あの、グレイスさん、腕をのけてもらえまふか?」
「このままでいいのよ、うふふ・・・」
グレイスが顔を近づけてきて囁いた。
グレイスの吐息を感じる。甘くて熱い!
俺のブルブル震えて、前に進まない腕をグレイスの右手が優しく掴んで、引っ張った。
俺の右手がグレイスの山をてっぺんから押しつぶした!
だ、だ、弾力、弾力、凄い!
グレイスにぎゅっと抱きしめられた!
「・・・取れた?」
グレイスの甘い囁きと吐息が耳にかかって痺れる!
「ハヒ!」
「そう。私はね、特別なの、うふふ。」
「ハヒ?」
「うふふ、私のお尻を両手で揉みしだくと能力がもらえるのよ。
激しくすれば、よりたくさんの能力がね・・・」
「ハヒ・・・」
「ほら、両手で激しくして・・・」
「ハヒ!」
俺の両手がのろのろとグレイスのお尻に近づいていく。
「ヒロトー」
ロロランの声だ。
俺はなんとかグレイスの体から離れた。
ロロランはキャンプ、夕食の準備が出来たから俺を呼びに来たのだ。
ロロランは俺とグレイスを見比べ、スンスンと鼻を動かし、俺に近づいて来た。
「バカ!」
ロロランにひっぱたかれてしまった!
・・・剣技と盾の技術が上がったような気がする。
読んでくれてありがとうございます。
面白いと思っていただければ、評価をお願いします。
毎日更新します。




