★61 宣言
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10月7日
早朝王都を出発し街道を進んだ。
3時間ほど歩くと周りに人は全くいなくなった。
街道上で12個の反応がじっとしていることに気づいた。
街道上なので気にせず進んでみると、
俺たちに気づき、男12人の冒険者が立ち上がった。
俺たちに用なのか?
40歳くらいの陰険そうな戦士が俺たちに声をかけてきた。
「ヒロトとユウナはいるか?」
「ああ、俺たちだよ。」
戦士ばかり12人の男たちは下卑た笑いを浮かべた。
「女は2人って聞いていたけど、5人もいい女がいるじゃねえか。
国から大金をもらったみたいだし、いい仕事を請け負ったな、おい。」
「おい、女!怪我したくなかったら離れていろ!
お前たちは傷つけず、たっぷり可愛がってやるからな。」
俺の怒りがたちまち沸騰した!
「それは女を蹂躙しているんだ!
俺は、俺の大切な5人を守ってみせる!
俺は、俺の大切な人たちをみんな幸せにしてみせる!
お前らなんかに、指1本触れさせない!」
「やって見せろ!」
俺の宣言をあざ笑い、男12人が剣を抜いた。
一番強そうな男が俺の前に進んできた!
腰を落とし、居合い切りの構えだ!
こちらの世界でもあるんだ!
俺は左手に剣を持ち、鉄球を持った右手を背中に隠した。
左足を軽く上げ大きく前に踏み出し、右腕を強く振った。
俺の投げた剛球を男は居合いで迎えうったが、鉄球ははじかれず、そいつの腹にめりこんだ!
「くっ、やれ、やってしまえ!」
男たちが俺に襲いかかってきた。
ロロランとグレイスが立ち向かってくれ、ダリヤが矢で2人倒した。
結菜と愛海が魔法を唱えたハズなのに、誰もなんともない!
なんでだ?
「バカめ、このあたりは魔法が使えないんだ、知らなかったのか?」
嘲笑したその男に俺は必殺の剣を振り下ろした。
「影剣!」
俺の剣は受け止められたが、剣の影で男は斬られ倒れた。
その男を盾にして次の男にナイフを投げた。
ロロランも1人倒し、次の敵を圧倒している!
グレイスの敵にダリヤの矢が当たり、グレイスがトドメを刺した!
たちまち半分となって男たちは動揺した。
「な、なんでだ、雑魚って聞いていたのに!」
浮き足だった男たちを簡単に倒した。
一番偉そうな奴だけ生け捕りにした。
助けることを匂わすとべらべらと話し出した。
コイツらはモンズーン伯爵たちが抱えている二つの冒険者パーティで、
泥棒、恐喝、誘拐となんでも請け負っているそうだ。
冒険者じゃなく、犯罪者集団だな。
結菜にフラれ、メンツを潰された伯爵から、
俺を殺して結菜を奴隷にしてこいと依頼があったそうだ。
「すまなかった、許してくれ。」
土下座した奴の首を落とした。
この国の法律では充分死刑に値するし、許しても改心するはずはなく、きっと強姦や、
人殺しまでするに決まっているからな。
モンズーン伯爵にお礼をするのはまた今度とした。
10月8日
ストラスモアについた。
キングホーンへの道を確認してみると、街道が大きく円状になっている箇所がある。
来るときは安全策で街道を通ったけど、ショートカットできる細い道があるみたいだ。
ここを通れば30kmは短縮できるが・・・
ギルドで聞いてみると、森が深く、雑魚の魔物がメチャクチャ多いそうだ。
特に最近はここで行方不明になる冒険者や商人が後を絶たないらしい。
「腕ならしに行こうぜ!」
ロロランが提案したら、誰も反対しなかった。
行ってみると、確かにスライム、ゴブリン、鹿、イノシシ、猿が多くいた。
久しぶりにスキルを得た。
猿から「曲芸」のスキルだ。
結菜の魔法により一撃で死んだからスゴ技を披露してもらえなかった。
代わりに俺が結菜たちに披露してやるよ。
索敵に80匹くらいの反応があった。
慎重に近づいて行く。ゴブリンの村だ!
以前、3人だったとき、100匹ぐらいの村を3日がかりで、
ヒヤヒヤしながら全滅させたけど、今回はどうかな。
6匹ずつ、4組が動き出した。
1組に一直線に向かって行く。
ゴブリンリーダーがいたが、愛海の魔法は温存し全滅させた。
だが、仲間を呼ばれていた。
まず、20匹ほどがこっちにやってきている。
少し場所を変えて待ち受ける。
今度はゴブリンナイト1匹、ゴブリンリーダー2匹、ゴブリン15匹だ!
ダリヤの矢がまず2匹のゴブリンを殺した。
愛海の魔法で4匹のゴブリンを殺した。
ダリヤの矢でさらに2匹のゴブリンを殺した。
剣を交わす前に半減し、ゴブリンが少しひるんだ。
ナイトとリーダーが突出してくるとナイトをグレイスが相手してくれた。
俺とロロランはリーダーを一撃で殺した。
結菜の魔法でさらに4匹のゴブリンを殺した。
残りのゴブリンは俺とロロランが片付けた。
あとはナイトだけだが、ダリヤの矢が当たり、グレイスがとどめを刺した・・・
80匹くらいのゴブリンの村をすぐに全滅させることが出来た。
強くなったもんだな。
ゴブリンの村を確認したが、人は捕まってはいなかったので焼き払った。
ちょうどお昼ごろ、川のせせらぎがあったので、そこで休憩した。
ロロランが水浴びしたくなったらしく、裸になり川に飛び込んだ。
背中にたてがみが少しあり、素敵なお尻の上にしっぽがあった。
それを見たグレイスは、俺をチラリと見てから、
服を脱ぐと色っぽく腰を振りながら、川へ入って行った。
「ヒロト、見ちゃだめよ!ロロラン、グレイス、あっちに行きなさい!」
ダリヤが両手を広げて、ロロランとグレイスが見えないように立ちはだかった!
「腐るデス、腐るデス、アレを見ると目が腐るデス!」
結菜とダリヤが怒っているけど、見ちゃった、ゴメン。だって見たいんだもん!
キャンプの準備を終えて夕食を食べていたら、何かが大量にこちらに来る。
狼だ、30はいるぞ!
結菜と愛海の魔法とダリヤの矢で先制するも、狼は引き下がらない。
どれが狼のリーダーだ?後ろの方にいるあのデカいのか。
魔法でしとめるべく、時間稼ぎをする。
狼が噛みついてくるが、剣で薙ぎ払い、蹴とばし距離をとる。
結菜が再度魔法を唱え、狼のリーダーを倒した。
狼たちはようやく逃げて行った。
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