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★39 キメラ

よろしくお願いいたします。

昼から、初めてジュエリーショップに入ってみた。

愛海とダリヤが目を輝かせてどれを買おうか厳選していた。


俺は宝石に興味がないのでぼーっとしていたら、結菜が近寄って来た。

「昨日は私が困っているときに、なんで受付嬢に挟まれて喜んでいるのよ。」

「ゴメン、振りほどけなかったんだ・・・」

「次はないわよ!」

声は小さかったけれどメチャクチャ怒っていた。恋人でもないのに・・・


次は服を買いに行った。

結菜が張り切って新しい服を細かいところまで注文している。

ダリヤは結菜の注文をへーっと感心しながら見ていた。


俺の隣に愛海が来てそっと囁いた。

「昨日、なんで助けてくれなかったの?困っているのが分かっていたでしょう?」

「・・・ゴメン、次は助けに行くよ。」

「絶対だよ!それに受付嬢にデレデレしていちゃダメだよ!」

「ハイ!」

結菜が終わったので、愛海も服を注文しに行った。


最後は装備だ。

結菜と愛海がローブを相談しながら選んでいる。


俺は今より大きいテントを選んでいると、今度はダリヤが近寄って来た。

「なんで昨日は助けてくれなかったデスカ?ひどいデス!」

「・・・いや、イケメンに囲まれて楽しそうだなって思っていた。」

「何でデスカ、目が助けてって言ってたデショ!」

「・・・分かった、次は助ける。」

「約束デスヨ!」

ダリヤはマントを選びに行った・・・


俺にモテ期が来た!来たのか?そうなのかい?どうなんだい?


7月22日


今日からダンジョンへ4泊5日で出かける。

この街の冒険者パーティは少なく、また護衛を主な仕事にしているため、

すぐにダンジョンに行こうとする奴は銅ランクパーティ1組だけだった。


男ばかりのパーティで、結菜、愛海、ダリヤの気を引こうと必死だ。

こいつらこれが目的か?

夜、パーティごとに夜番をしたが、夜這いはかけてこなかった。


次の朝、最初の分岐で奴らは右に行ったので、俺たちは左に曲がった。

1時間ほどしてから1階の入口にもどり、4階までワープした。

やはり攻略した階まではワープできた。


5時ごろにボス部屋に着いた。

やはりゴブリンリーダー3匹とゴブリン3匹だった。

楽勝だったが、得られたものはただのチェーンメイルだった。

アイテムボックスに放り込んだ。


朝から5階を歩いたがこの階もゴブリンリーダーが多かった。


ゴブリンリーダー4匹が出た!もう勝てることは分かっている。

あと2匹になり、俺が1匹と戦っていると、もう1匹がダリヤに向かっていった。

ダリヤが矢を放つがそれを防ぎ、ダリヤに向かっていく!


ゴブリンリーダーが石斧をダリヤに振りかぶった!

俺はそいつにナイフを投げダリヤが傷つけられるのを防いだが、

目の前のゴブリンリーダーに殴られた。


俺を傷つけた奴は結菜と愛海がロッドで殴り殺した。

オー、オッカナイネー。


「ダリヤ、正面からじゃダメだろ、近づかれてもだ。常に距離をとれ。

急に強くなったからって油断するな!」

「ありがとうございマス。」

叱られているのに、目を輝かしていやがる。なんだこいつ。


夕方、5階のボス部屋に着いた。



5階のボスは、キメラ1匹だ!デカい!


先に炎を吐かれ、俺と愛海、結菜とダリヤに分断された。

結菜が雷魔法を使った。

効果はわからないが、嫌がり隙ができたので、少し間を取れた。

愛海が火魔法を使ったが、全く効いてない?


結菜に襲い掛かろうとするキメラに切りかかる。

しっぽの蛇が俺の邪魔をするので、切り飛ばそうとしたら避けられた。

ダリヤが矢を放ったが避けられた!手ごわいな、コイツ!


「火魔法は効いてないから、愛海は守りを中心に!」


また俺と愛海に向かって炎を吐いた。

愛海が防御魔法を唱えたが、炎が大きく、俺は少しダメージを受けた。

その炎がなくなった瞬間、俺は突進したところ、ヤギの足が俺を蹴り飛ばそうとする。

急停止し、ヤギの足を切った。


キメラが怒って、俺に噛みつこうとしたから後ろに下がったが、さらに炎を吐かれた。

愛海の防御魔法のおかげで今度は無事だった。


ダリヤが矢を放ち、これは当たった!

ダリヤに向かって火を吐いたが、愛海が防御魔法で防いだ。

キメラが愛海に突進してきたので、俺がキメラを切りつけようとしたが蛇のしっぽに防がれた。


キメラの突進に対し、愛海が防御魔法を唱えたが、そのまま弾き飛ばされた。

壁にぶつかり、愛海が崩れ落ちる。

俺の怒りが沸騰し、キメラのしっぽの蛇の頭を縦に切り裂き、

さらにヤギのキックを躱し、ライオンの左目を剣で切り裂いた!


「ダリヤ、愛海にポーションを!」

結菜の声が響き、そのあと結菜の雷魔法が炸裂した。ふらついたぞ!

俺は左から隠密のスキルを使って近づいたが、感づかれ炎を吐かれた。

だが想定内だったから防御魔法で防ぎ、大きく剣を振りかぶり、首を切りつけた。

クリティカルが発生し、キメラは倒れた。

が、そんなことより愛海は?


無事だった、ほっとした。

立ち上がり汚れた服をキレイにしている愛海に謝った。

「ごめん、守りきれなかった・・・」

「大丈夫よ。キメラを倒してくれてありがとう。

私もみんなも無事よ。こんな時は、ゴメンじゃないんでしょ?」

いたずらっぽくこっちを見ている。


「・・・ありがとう、俺たちを守ってくれて!」

みんなが笑顔になった。

愛海、なんて素敵なんだ!惚れてしまうやろー


久しぶりにスキルが取れた。「耐火」だ。


キメラが魔石になった。


大きな金箱があってその中には弓が入っていた。緑の石が付いている。


エメラルドの短弓 分裂、射程倍


凄すぎる!凄すぎる!2つもスキルが付いているなんて!

ダリヤが飛び上がって喜んでいる。

「ダリヤ、これはお前のものだ。」

「ありがとう、ヒロトさん!」

俺に抱き着いてきた!

結菜と愛海が睨んでいたので、急いで引き剥がした。

読んでくれてありがとうございます。

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