★34 報告
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次の日は2階を探検だ。
1階と景色も敵もあんまり変わらなかった。
午後3時ごろ、ボス部屋に着いた。
メガネのおかげで真っ直ぐにたどり着いたよ!
充分、魔力、体力に余裕がある。
またゴブリンリーダー6匹だった。
前と同じように倒した。
いや、ダリヤの矢が強力になったからより楽に倒した。
さーて、お宝はなにかな?
今度は足輪だ、黄色の石がついている。
トパーズのアンクレット 回避アップ
やった、やはり初突破だからかな、また凄いのが来たよ!
「これはヒロトが着けて。」
愛海が言うと、結菜も続いた。
「今までありがとう。特別に私が着けてあげるよ。」
結菜が跪いて、俺の足に着けてくれた!感激!
さらに回避のスキルが、グンとレベルアップした気がして
うれしくって辺りを見回したら、愛海とダリヤが何やら不服そうだ。
ちゃんとお礼を言わねば!
「ありがとう、みんな。みんなにはかすり傷ひとつ付けさせないからな!」
ダリヤによると、階段の下は一番の安全なポイントだそうだ。
ここでキャンプする。
さあ、3階を攻略するぞ。
罠に気を付けながらゆっくりと進む。
近くに魔物がいれば戦った。
この階からは6匹までみたいだが、ゴブリンとスライム中心なのは変わらなかった。
やはり、夕方にボス部屋に着いた。
オーク2匹とゴブリンリーダー4匹だった。
いつもどおり雑魚をまず魔法で攻撃する。
ダリヤの矢も当たり、ゴブリンリーダー3匹が倒れた。
俺は、オークの攻撃をすり抜け、ゴブリンリーダー1匹を倒した。
後はオーク2匹だ。オークは凶悪な豚の顔で、俺より背が高く胸板は倍近くありそうだ。
もしここで負けたら、結菜たちが・・・
絶対に負けられない戦いがここにある!!
俺は目の前のオークに集中する。
「部屋の端に逃げるなよ!」
「了解!」
大きな斧で襲い掛かってきた。
大振りなので、当たれば死んじゃうかも・・・
でも隙だらけだ、確実に削って倒した。
もう1匹のオークはダリヤを追いかけているが、
俺が石を投げたりしたこともあり、なんとか躱せている。
結菜の魔法が炸裂し、オークが倒れた。
お楽しみタイムだ!
サファイアのイヤリング 魔法攻撃力アップだ。
結菜と愛海、ダリヤもキラキラした目で俺を見ている。
「ゴメン、今回は愛海が付けてくれ。」
愛海が自分で付けて、いつもは髪に隠れている両耳を見せてくれた。
「どう?似合う?」
「・・・ああ、とっても可愛い!」
痺れたように答えた俺にダリヤの肘打ちが脇腹に炸裂した!
4階に降りてキャンプし、1階へワープした。
試してみたら、1階から3階まではワープできた。
やった、2日短縮できるぞ。
「このメガネのおかげで、俺たちはぶっちぎりでダンジョンを攻略出来る。
もう、ギルドに報告しちゃおうか?」
「そうね、そうしましょう!」
「賞金を一杯もらいマショウ!」
7月8日
街へ帰ってすぐに副ギルド長に話をしてみた。
「・・・ダンジョンを見つけたって!そんなの100年、いやもっと見つかってないですよ!」
絶句した後、すぐにギルド長を探して走っていった。
ギルド長がゼーゼー言いながら走ってきた!
「本当に、ダンジョンを見つけたのか?本当か?どこだ、どこにあるんだ?」
「場所は秘密だ。ダンジョンを見つけたら賞金がもらえるはずだ。賞金が先だ!」
ギルド長の顔が怒りで真っ赤になった!
「何を言っている、小僧。先に話せ!」
「じゃあ、この話はなしだ。他のギルドに話を持っていく。」
俺たちは席をたった。
「待て、待ってくれ、考える時間をくれ。」
ギルド長の声音が変わった!どっちが有利かようやく判ったようだ。
「・・・期間は7日間だ。ただし、条件がある。このことを誰にも話すな。
たとえ相手が、王や伯爵であってもだ。話せば100万リラもらう。わかったな?」
「・・・わかった。」
「じゃあ、契約書を交わそう。」
「何?くっ、わかった・・・」
さてギルド長はどうするかな、楽しみだ。
帰ろうとしたら副ギルド長に呼び止められた。
「最近、薬草が少ないですね。次回はよろしくお願いします。」
「いや、ダンジョン見つけたからいいじゃない?」
「いや、困っている人がたくさんいますので。
ダンジョンの発見報酬、たくさん欲しいでしょう?」
「くっ、ずるいぞ!」
「じゃあ、よろしくお願いします。」
くそっ、副ギルド長め、覚えていろよ!
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