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★31 ダンジョン

よろしくお願します。


6月17日


ダリヤが加わって3回目のハントだ。


「ダリヤ、エルフってどんな人が多いんだ?」

「ワタシの母もそうですが、もの静かな人が多いデスネ。

ワタシはハーフですし、性格が父親にそっくりなので、

エルフの里では嫌われていマシタ。だから、こっちに来たんデス。」


ダリヤは優しくって、明るくって何事も一所懸命にやっている。

だが天然で、ちょっと、いや結構おバカだ。

ときどきぶっ飛んだことを言って、愛海にも冷たい視線を浴びている。

愛海は俺と結菜を可愛い弟、妹のように常に優しく甘やかしてくれるが、ダリヤには時々冷たい。


だけど、4人になっても楽しい冒険が続いている。

自分の家が出来たのも、フォーバルたちがおいしい食事を作ってくれていることも大きいな。


出発して二日目の夕方、俺の索敵範囲の内側に、突然、魔物?が4匹湧いた。

ルイたちが、ダンジョンや湧き点では魔物が突然現れるって言っていたけれど、

この辺りには湧き点はない。

こんなことは初めてだ。


結菜の地図と照らし合わせ、調べに行くことにする。


10分後、接触してみたらゴブリンだった。

ゴブリンを退治したあと、ゴブリンが湧いた周辺を探したが、

何も見つけることができなかったので、ここでキャンプすることにした。


俺が先に眠っていたら、また魔物が湧きだした。

すぐ近くで、今度も4匹だ。愛海が声をかけてきた。

「また湧いたわ、起きて!」


火を消してライトを唱え、警戒しながら進む。

またゴブリンだ。

すぐに退治し、周辺を探すと草むらの中に洞穴を発見した。これって・・・


翌朝、洞穴の中へ入って見ると暗かったので、ライトを唱え明るくした。


地図を確認すると、外とは違う。

「ダンジョンに間違いないデス。やりマシタ。ダンジョン見つけた人には賞金デス。」

ダリヤがはしゃいでいた。

「今日はこの中を調べよう。」


割と通路は広く天井も高いが、暗い。

壁も天井も凸凹が大きく、何かが隠れている可能性はある。

いつもの索敵は使えなかったので、30mの円で進む。

ダンジョン内はこちらでも充分だ。


ライトは2種類あるので、俺が前方を照らし、ダリヤが周辺を照らして歩いていく。

「お化け屋敷みたいかなって思っていたけど、ライトのお陰で怖くないね!」

「結菜と愛海の地図がちゃんと作動しているから、安心して前に進めるな。

罠と待ち伏せが怖いから、俺が先頭で歩くよ。」


少し歩くと道が左右に別れている。

「右に行ってみよう。」


1時間ほど歩いたので休憩する。

ここまでスライム2匹、ゴブリン7匹を殺した。

初めて罠を見つけ、解除した。ようやくスキルが役にたった。


1時間ごとに休憩しながら、ずんずん進んだ。

この階は、ゴブリンとスライムが4匹以下で出てきている。

やはりダンジョンの中は魔物がメチャクチャ多い!


行き止まりだった。

「次は私が道を決めるね。」

結菜が嬉しそうに言った。



ダンジョンの中でキャンプをして2日間歩き回ったけど、

魔物をたくさん倒しただけで終わった。


「早くダンジョンのことをギルドに報告して賞金をもらいマショウ!」

帰る途中、ダリヤがはしゃいだ声を出した。

「いくらもらえるんだ?」

「さあ?知らないデス!」


「・・・ボス部屋って何かあるのか?」

「宝箱が時々あって、アイテムが入ってイマス!

そういえば、初めて突破したらスゴいアイテムがあったという伝説がアリマス!」

「じゃあ、しばらくみんなには内緒で、スゴいアイテムを狙っていこう!」



6月21日


2回目のダンジョンだ。

愛海の道案内のもと、ずんずん歩いて行ったが、やはり行き止まりばかりだった。


次の日はダリヤの案内のもと、魔物を蹴散らし進んでいく。

夕方、なんとなく手を壁につけてみたら違和感がある!


「結菜、この右手は通路なのかな?」

「違うわ、まだ行ったことのない所ね。」

「ここにスイッチがある。ボス部屋かな、隠し部屋かな?罠かな?」

「ボス部屋ではないデス!」

「隠し部屋はその階層の魔物よりかなり強い魔物がいるそうよ。」

愛海が、図書館で調べていたらしい、流石だ!

結菜の地図に印を付けてもらって、その場所を後にした・・・


読んでくれてありがとうございます。

評価いただければ幸いです。


また毎日更新します。

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