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★24 ゴブリン村②

よろしくお願いします。

ブックマークありがとうございます。

毎日、いいね!、ありがとうございます。


5月10日


ギルドについて、魔石を70個くらい出した。

周りの冒険者たちと受付嬢が「おお~」と声をあげた。

「実は、西へ2日ほど・・・」

俺がゴブリンの村のことを相談しようとしたら、

ギルド長が現れ、70個の魔石を見て目をむいた。


「こんなにたくさんの魔石を誰が持ってきた?」

「俺たちです。実は」

「お前たちか、どこかの商売人とつるんで、

ダンジョンの魔石をこっちに持ってきたんだな?」

「そんなことはしていない。この近くで退治したものだ。」

俺が憤然として反論した。


「どこにそんな証拠がある。あるなら見せてみろ!」

「どうやったら、魔石がどこで獲れたかわかる?

他の冒険者たちに証拠を求めていないじゃないか?」


ギルド長は顔を真っ赤にして怒鳴った。

「他の奴らはこんな量を持ってこない!」


結菜が俺を制して冷たすぎる声を出した。

「あなたはギルド長の立場を利用して、ギルドの金を盗んでいるじゃない。」

ギルド長の顔色が赤から青に変わって喚いた。

「儂はそんなことしていない!」

声がかすれている!


「あなたは犯罪者を匿っているわよね。」

ギルド長の顔色は蒼白になった。

「儂はしていない。ふざけるな。とにかく、魔石の金に補助を入れるな!!」

声がひび割れていた!


結菜になんでそんなこと知っているの?って尋ねたら、

「嫌がらせに決まっているじゃない!でも当たっていたみたいね。」

って嫣然と微笑んだ。

怖いです、結菜さん・・・


ギルドに相談するのはやめだ。


ルイ達は護衛でスプートに出かけたばかりだった。

他に信頼できるパーティは知らなかった。

結菜と愛海に興味を示す奴らがイヤで避けてきたが、

こんなに魅力的な人に惹かれるのは当然だから、おおらかに接するべきだったか?

しょうがない、俺たちだけで再戦だ。



昼からは服屋さんに行った。

結菜が注文していた服が出来上がったのだ。

結菜が服の出来映えを念入りに確認している。


愛海がニコニコしながら話しかけてきた。

「ねえヒロト、いつも体を張って私たちを助けてくれてありがとう。

だけど、無茶しちゃダメだよ。怪我しちゃダメだよ。」

「でも、愛海や結菜には絶対怪我して欲しくないんだ。」

「無茶したダメ!」

「でも・・・」

「メッ!」

「ハイ!」


・・・これって言葉では叱られているけど、甘やかされているよね。

結菜が大好きなのに、どんどん愛海にも惹かれていく・・・



5月13日


朝、ゴブリンの村を調べた。

60ぐらいか?少し増えたか?


今度は12匹ずつ、二手に別れて動き出した。

一方へ前回より遠回りして近づいていく。


風下で待ち伏せた。一気にいくぞ。

いつも通り結菜と愛海の魔法で5匹、

さらに俺の投石でもう1匹殺したが、1匹のゴブリンが笛を吹いた!

仲間が前より早く来るのか?


俺は囲まれないよう注意し、端から倒していく。

結菜と愛海にも近づいているが、1匹なら二人はロッドで倒せる。

村から増援が12匹来ているが、後3分はかかるだろう。


もう一度、待ち伏せだ!


待ち伏せに気づかれた!ゴブリンナイトが1匹、ゴブリンリーダーが2匹いる。

やれるか?

「リーダーを狙え!魔法を放ったらもっと後ろに!」

俺は叫んで、二人を守る位置に立った。


ゴブリンどもが襲い掛かってきた。

リーダーの1匹は弓を構えたが、放つより早く結菜と愛海の魔法が炸裂した。

残ったのは、ナイト、ゴブリン7匹だ。

俺がゴブリン1匹を投石で殺ったからな。


ナイトは俺と同じくらいの背丈で、はるかに胸板がある。

両手持ちの大剣、クレイモアってやつを持っている。

かっこいいじゃない、俺がもらう!


ナイトとゴブリン4匹が俺を包囲しようとしてきたが、

ナイトから離れつつ、ゴブリンを1匹ずつ切り裂いていく。


ゴブリンも石を投げてきた。狙いは愛海だ!

剣で叩き落せたが、ナイトのクレイモアが突き出された!

俺は後ろに飛びつつ、鉢がねで受けた。

「ヒロト!!」

二人の悲鳴が聞こえた。


鉢がねが割れ、ダメージを受けたが、なんとか起き上がる。

今度はクレイモアが降ってきた。

俺は左腕の盾でうまく流したが、なんかヘンな音がした。

盾も壊れたか?


包囲されないようゴブリンを倒しながら、ナイトの剣を躱す。

剣で受けるとへし折られそうだ!


だが、結菜が魔法を使えるようになった。

残りのゴブリンに魔法を放ってもらった。

ゴブリンの応援はもう来ていないし、1対1だ!


愛海が火魔法をナイトに放ったが、効果は今一つのようだ、

何それ、強すぎるじゃない。


ナイトの鋭い攻撃を思わず剣で受け止めると、剣が折れてしまった。

さらにナイトが襲いかかってきた。

俺は折れた剣をナイトに向かって投げ、

その剣をナイトがはじいた隙を狙ってナイトの左胸をタッチした!

「強力」のスキルを奪ったよ!


ゴブリンナイトはクレイモアを振りまくっていた。

しかし、俺に「強力」のスキルを奪われ、振りがずいぶん鈍くなった。

スピードもたいしたことはないが、油断せず予備の剣で少しずつ削っていく。


ついに倒せた!


クレイモアではやはり剣技は発動しなかった、残念!

「ヒロト、また死んだかと思ったじゃない。無茶しちゃだめよ・・・」

結菜が俺を抱きしめながら、回復魔法をかけてくれて気持ちいい。

でも愛海の険しい視線に気づいて、ハッと体を離してしまった。

ああ、もう少しそのままで・・・


結菜が魔石を拾い集めていると、愛海が俺の袖をつまんだ。

「守ってくれてありがとう。だけど、無茶しないで・・・」

愛海が泣きそうだ。

「ゴメン、勝手に体が動いちゃうんだ。

でも強力のスキルを得たから、もう怪我なく勝てると思うよ。」

「ヒロトに怪我してほしくないの・・・」

「ゴメンね、もっと安全第一にするよ・・・」

愛海が愛らしすぎる!なんて愛らしいんだ!



少し休憩して、ゴブリンの村へ向かう。

ゆっくり近づいていき、魔法と投石で奇襲をかけた。

もうゴブリンリーダーなどの強い奴がいなかったので、すぐに全滅させた。


村を調べたが、特に何もなかった。

出かけていたもう一方の部隊も全滅させた。

ふう、「奇襲」のスキルを手に入れたぜ!


辺りを見渡し結菜がいった。

「ねえ、おかしくない?」

「何が?」

「やっぱり少なすぎるでしょ。これだけじゃ、あんなにゴブリンがいる理由にならないと思うよ。」

「じゃあ、もう一つ村があるってことか・・・」


「それより、あのギルドとこれからも付き合っていくのかどうかの方が問題じゃない?」

愛海も周辺を確認しながら問題提起した。


「まだ、なんかカラカスにいた方がいい気がする。

・・・まあ、ギルド長の横領や、匿っている犯罪者を探すのも楽しそうだしな!」

「それは楽しそうね!お金もまだまだあるしね。」

読んでくれてありがとうございます。

評価いただければ幸いです。


毎日更新します。

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― 新着の感想 ―
[一言] 結構、強くなって来たね。
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