表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/190

★18 3人

よろしくお願いします。


ゴブリン6匹だ!

結菜が雷魔法を右側の3匹に、愛海が火魔法を左側の2匹に唱えた。

結菜は最近、範囲魔法の対象が1匹増えた。

5匹は死んだ。残りの1匹を俺が切り裂いた。

やはり楽勝だ!

スキルは「罠」だけ得られた。あんまり取れなくなってきたよ・・・


夕食が終わった。どういう組み合わせで寝るのかな?

「ヒロト、先に寝てくれる?私と愛海が先に夜番をするわ。」

「ですよねー」

まだ二人は話をしているようだ・・・


太陽が昇るころ、結菜と愛海が起きてきた。

「結菜、愛海、おはよう。よく眠れた?大丈夫?」

「?おはよう、大丈夫よ。」

「おはよう、私も元気よ。」

よかった、愛海が初めてだから心配だったけど、問題なさそうだ。


午前中は愛海の魔法を色々と試してみた。

攻撃魔法は結菜の方がやはりすごいけど、愛海の言霊は応用が利いた。

愛海が出来ると思っていれば、言霊がかなえてくれた。

例えば、歩いているゴブリンを転ばせることが出来た。


あと、鑑定は愛海の方が深く鑑定できていた。

スキルのスゴさがある程度は分かるらしい。

俺の回避、索敵はまあまあのレベルらしい。

やはり倒した敵から少しずつ奪っていたのか、やったぞ!


次の昼食時、結菜が爆弾をついに投げた!

「愛海は向こうに恋人はいたの?」

それそれ、聞きたいよ~でも表情には出してはいけない!

「少し前に遠距離が原因で別れたからいなかったわ。

こうなると良かったのかしらね・・・」


「ちょっと、何ヘンな顔してるのよ!」

結菜にほっぺをつねられた。

マジか!表情に出ちゃっているらしい。


愛海は俺たちを見てクスクス笑っている。

「あなたたちは本当に仲いいわね?付き合っているの?」

「違いますよー、コイツ、向こうではモブだったんですよー、とってもいい人なんですよー」

・・どうでもいい人って意味ね。

「でも、ヒロトは私たちを必ず守ってくれるんでしょう?」

「・・・うん。」

下を向いて頬が赤くなった結菜をみて、愛海はクスクス笑っていた。



4月23日


2泊3日の旅が終わろうとしている。

3人になって楽しいピクニック感がさらにさらに増した。

結菜と愛海とピクニック、最高だ!

今までより遠くへ行ったため、魔物が増えた。

薬草も増えたため、愛海が増えたが、少し黒字になりそうだ。


カラカスへ帰る途中、後ろを歩く愛海に尋ねた。

「愛海、今回のピクニックはどうだった?」

「ちょっと物騒ね。でも君たち強いのね、全然魔物が怖くないわ。

それに魔法のおかげでキャンプも楽だしね。

思ったよりずっと楽しかったわ。」

「じゃあ、これからもよろしくってことでいいのかな?」

「ええ、よろしくね!」

やったよ!


ルイ達が帰っていたので、一緒に居酒屋に行った。

ルイ達は3人に増えた俺たちをもう誘わなかった。

仲間が増えたことを喜んでくれた!いい奴らだ!

ただ、楽しく飲んで、食べた。


愛海はお酒が好きだが、この世界に来て初めて飲んだらしい。

ご機嫌になって俺たちにからんできた。

「ヒロトー、結菜、飲んでる?」

「いいのかよ、先生が未成年に酒を勧めて?」

「いいんですー、ここじゃ17歳は立派な大人ですー」


結菜がトイレに行った時、愛海が俺の耳元に口を寄せてきた!

「ねえヒロト、ありがとうね。一人の時は心細かったんだ。

今はね、楽しいよ、ありがとう。」

耳元で囁かれ、心臓がバクバクした。


居酒屋から外に出ると、俺だけルイたちに呼ばれた。

「おい、ユウナは綺麗だし、マナミはなんかいいよな?

で、ユウナとマナミどっちが好きなんだ?」

ルイに肩を組まれ訊かれた。

「・・・内緒、かな。」

「ユウナにベタ惚れだったじゃないか、

ユウナもまんざらじゃなさそうだったけど。」

ロロランが当然のように言うが、そうなの?結菜が俺に気があるの?


「でもヒロトはマナミにも気があるのよね、うふふ。」

「うわっ、最低だな、お前!」

グレイスが見透かすように言うと、ルパートが吐き捨てた。


「で、どうなんだ?」

「・・・さあ?」

「まあ、せっかく仲良くやっているんだから、がんばれよ。

このあたりの魔物は弱いけど、油断するなよ。」

「ありがとう。」


ルイが深掘りせず解放してくれたのでホッとしたら、グレイスが囁いた。

「美味しそうな料理をどちらから食べるかずーっと悩んでいると、

隣の人に食べられちゃうわよ、うふふ。」

あわわ!


結菜と愛海が待っていた。

「ヒロト、明日なんだけど3人でケーキ食べに行こう!」

「たっぷり朝寝坊してからね。」

「やった、楽しみだな。」


夜は物騒らしいので、早くホテルに帰らねば。

俺が歩きだそうとすると、愛海が俺の腕を優しく掴んだ。

「久しぶりに飲んで、酔っちゃったみたい。ゆっくり歩いてくれる?」

顔をほんのり赤く染めた愛海が俺と腕を組んできた!

「う、うにゃ。」

俺は初めての経験にひどく動揺した。


反対の腕がつんつん引っ張られている。

結菜が、にまーっと笑っていた。

結菜も初めてお酒を飲み、顔がほんのり赤くなっている。


「じゃあ、帰ろう!」

結菜も俺と腕を組んできた!両手にキレイな花だ!

酔いのせいもあってフワフワとした気持ちで歩いて帰った。


しばらくはこのままでいいよね!



読んでくれてありがとうございます。

評価いただければ幸いです。


毎日18時に更新します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] 薬草も増えたため、愛海が増えたが、少し黒字になりそうだ →人数的には一人増えたが、 の方が分かり易いかと。 [一言] 両手に花か。 羨ましい。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ