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122/190

★122 勝利

よろしくお願いします。


ディアルマ・・・アクルックスのリーダー、聖騎士、魔法を使うシーンはない。


ゴブリンの大群はついに壊滅し、ちりぢりに逃げ出した。

ゴブリンエンペラーも逃げだそうとするが、アクルックスの攻撃が厳しく、逃げ出せなかった。


ついにディアルマの剣がゴブリンエンペラーの首をはねた!

恐ろしい強さだったよ。俺は戦わなかったけど・・・


付近に撃ち漏らした敵はいないかと見回したら、遠くにちらっとゴブリンキングが見えた!

ジェネラルやナイトに守られ逃げ出して行くが、もう俺たちの体力、魔力は限界を迎えていた。


ラウダシオン伯爵以下、首脳陣がやってきた。

軍をゴブリンエンペラーが死んだ地点に集め、勝利の宣言をし、みんなで雄叫びを挙げた!


軍は3千人いたが、500人ほど死に、半分くらい怪我していた。


冒険者は150人いたが、20人死んだ。

俺たちは、そのパーティにお悔やみの言葉を伝えた。


「運が悪けりゃ、スプートの街ごと皆殺しだったさ。

死んだやつらは、お前たちについて行くことが出来なかった。

ビビったか、体力がなかったか、運が悪かったかな・・・

お前たちは出来る限りのことはしてくれたよ。

勝てたのはお前たちのおかげだ、ありがとう。」


ラウダシオン伯爵から呼び出しを受けたので、結菜と二人で出向いた。

「ご苦労だった。勝てたのは奇跡だ。

本当にお前たちのおかげだ、感謝する。


・・・それからアレクにもだ。

本当に鷹の目があるのだな、アレクの言うとおりに戦況は推移したよ。

まあ、君たちが活躍したからだが・・・」


「兵士たちが前衛を押さえてくれなかったら、俺たちも包囲され、やられただろう。

あと、ゴブリンエンペラーも手強かったみたいだよ。」

「うむ、当然、他の冒険者たちにも、兵士たちにも報いるつもりだ。」


クランの元へ戻ると、アレクとアメリアたんも迎えて宴会が始まっていた。

酒も少しだが持って来ていたようだ!


俺と結菜を見て、二人が立ち上がり、深々と頭を下げた。

・・・なんか選挙に出て支援をお願いする夫とそれを支える妻みたいだな。


「ありがとうございました。すいませんでした、無茶な指示ばかりだして。」

「まあ、大体その指示を達成したから、無茶じゃなかったんだろ。

だけど、お前は鬼だ、アレク。

アメリアたん、こんなやつ、止めておいたほうがいいよ。」

俺は笑顔で、冗談のつもりだった。


だけど、二人とも超マジメだった。疲れて忘れていたよ!


「私にはとっても優しいです!」

恋人を非難されたと思ったアメリアたんが大きな声を出すもんだから、

まわりのみんなが二人を冷やかした。

顔を真っ赤にして俯く二人。


俺はアレクの長い金髪をくしゃくしゃにしてやった。

「俺たちの活躍で勝ったんだから、飲もうぜ!」


「ヒロト、冒険者の大将として一言!」

梁多がニコニコしながら声をかけてきた。


そして別方向へ指を指している。

その先にはディアルマが大きないびきをかいて眠っていた。


ようし、やってやるよ!

「まずは亡くなった仲間のために黙祷!


・・・いやあ、手強かったな。

俺も殺されそうになっちゃったよ。

20倍もいたからな!


しかもエンペラーがいたから、奴ら強くなっていたよ

でも、みんなの頑張りで20倍のゴブリンを殲滅した。

こんな凄い勝ちっぷりはなかなかないぞ!

これは奇跡だ!

俺たちは伝説になったんだ!」

「おおー!」


みんなのコップが高く掲げ上げられた!

周りのやつらとコップをぶつけ、飲み干した。



しゅんとしたスピカがみんなでやって来た。

「ヒロトさん、ゴメンナサイ。私が飛び出したせいで怪我しちゃったね、痛かったね。

毒も苦しかったね、ゴメンね・・・」

メーヴェは半泣きだ。


「・・・メーヴェ、お前が助けようとした奴は、あそこで楽しそうに笑っているぞ。

ポラリスもスピカもみんな無事だったよ。こんな時はどう言うんだ?」


「・・・ありがとう!」

メーヴェだけじゃなく、スピカみんな晴々と笑ってくれた!


「いや、ホント、もうダメだ!って思ったよ。

ディアナ、俺を庇ってジェネラルの棍棒を受け止めてくれてありがとう!」

ディアナが目頭を赤くしている!

メチャクチャ可憐だ!生き残ったかいがあったよ!


「アンジュ、魔法のタイミングが凄くよかったぞ!」

「うん、うん、ありがとう!」


「トゥーレとミシェル、よく矢で目を潰したな!凄いよ!」

トゥーレとミシェルの表情が輝き、2人は両手を組んでジャンプして喜んでいる!


「ルシュクル、滅茶苦茶に振り回している棍棒を持つ腕を切り落とすなんて、

強くなったな!」


「や、やっと、恩返しが出来たよ・・・」

ルシュクルの目がうるうるしている!


「メーヴェ、毒をくらっていたのに、よく頑張って仕留めたな!

みんな凄く鮮やかな連携だったよ、本当にありがとう!」


「きゃー、やったよ、メチャクチャ褒めらてもた!こんなん初めてや!」

スピカのみんなは抱き合いながらはしゃいで喜んでいた。


読んでくれてありがとうございます。

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