★120 行くな!
よろしくお願いします。
ブックマークありがとうございます。
メーヴェ・犬人(獣戦士)黒毛、巻尾
トゥーレ・猫人(射手)白毛、長尾
押し込んでいたゴブリンの後衛部隊に、スプート軍が再度の逆襲を始めた。
「みんな、最後の突撃だ!絶対に離れるなよ!行くぞ!」
親衛隊を壊滅させた俺たちは、ゴブリンエンペラーをアクルックスに任せ、
後衛部隊を後ろから襲い始めた。
しばらくは挟撃されて動揺したゴブリンを一方的に殺しまくった。
イワンたちもゴブリンジュネラルを倒していた。
しかし、ゴブリンどもは闘志を取り戻し、今度はこちらに向かって来た。
そして人数の少ない俺たちを避けて逃げ出し始めた!
向こうに動けなくなっている冒険者がいた。助けを求めている!
それを見たメーヴェが走り出した!
「行くな!」
ゴブリンを切り捨てながら俺が叫ぶと、
メーヴェを追おうとしたスピカみんなが立ち止まった!
メーヴェが動けない冒険者を守って2匹のゴブリンと戦い始めた!
トゥーレがそのうちの1匹に矢を放って倒すと、メーヴェを助けに走り出した!
100匹ほどのゴブリンがメーヴェの方に向かっている!
「行くな、バカ!」
ゴブリンリーダーの剣を受け止めながら、俺は悲鳴を上げた!
「ヒロトさん、今までありがとう!でも、あの娘たちはアタシが守るんや!」
決意の表情のルシュクルがメーヴェを守りに走り出すとアンジュとミシェルも続いた!
「ありがと!」
「ダメだ!行くな!」
「ごめんなさい!」
俺を見て謝るとディアナも走り出した。
「ディアナ、行くな!」
ウォルターが叫ぶが、ディアナは止まらなかった。
スプート軍と挟み撃ちしている正面の敵はまだ1万はいる!
俺はボリスの肩を足場に、高く高く跳躍した。
見つけた!
「500メートル先!ゴブリンキングだ!
フリッツ、ロロラン、結菜、頼む!」
「俺に続け!」
フリッツがゴブリンキングに向かって突撃を開始した!
流石に疲れを見せていたが、標的を示されるとまたもや元気いっぱいになった!
ホントに凄い奴だ!
着地すると俺は回れ右をして、スピカを追いかけた。
たった1人で追いかけてしまった!
「ヒロト!」
「ダリヤ、グレイス、先にあの大群をやっつけてくれ!」
100匹のゴブリンとスピカが戦い始めた!
「俺のクランを傷つけるんじゃねえ~」
「蛇縛!」
これまでは1匹をきつく締め上げていたが、10匹を軽く締め上げてみた!
だけど、すぐに解放されてしまった。
5秒稼げた!俺は100匹の群れに突入し剣を振るった!
メーヴェがゴブリンナイトの剣を受け止めきれず、メーヴェは吹き飛んだ!
ルシュクルが後ろからそのゴブリンナイトを切り倒した!
俺はディアナと戦っているゴブリンリーダーを斬り殺したが、背中に矢を受けてしまった!
読んでくれてありがとうございます。
面白いと思っていただければ、評価をお願いします。
次は9月1日です。




