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★105 スプート

よろしくお願いします。

ブックマークありがとうございます。


8月1日


一昨日、伯爵との面会から家に帰るとスピカの6人が待っていた。

アメリアたんとアレクの関係が気になって仕方がないらしい。


一緒に晩ご飯を食べていたら、ルシュクルが甘えた声を出した。

「ねえ、ヒロトさん。アタシたち、この街初めてだから一緒に歩いてもらえない?

方向音痴だから迷っちゃうし、男たちがいっぱい寄ってきたら怖いし・・・」

関西弁を封印している!


「方向音痴だったら、探索できないだろ!

まあ、明後日は結菜たちとこの街を歩いてみるけど・・・」

「その時一緒に連れてってえな?ユウナさん、お願い!」


というわけで、今日は朝からポラリスとスピカでスプートの街の色んな店を冷やかした。


男は俺1人で、後は女が11人だ!


狙われていたのは俺の小遣いだ!

街を歩いて、嗅いだことのない美味しそうな匂いを見つけると

犬人メーヴェが俺の手を引っ張るのだ。


食べ物はすべて奢って、みんなで少しずつ食べた。


カラカスよりもかなり大きな街なので、色んな店がたくさんあって、

甘い声で色んな物をねだられた。


破産するわ!


食べ物以外はきっぱりと断った。

ていうか、そんなにお金ないし!





8月6日


ベテルギウスは20階から再挑戦するが、

リーダーは、しばらくベルトリーニとドワイトの二頭体制だ。


ドワイトはちょっと弱気なところがあるし、

ベルトリーニは新入りだからな。巨乳好きのバカだし!


アレクたち「シリウス」はベテルギウスに連れて行ってもらい、

10階からスタートする。


俺たちは、ルシュクルたち「スピカ」と一緒に1階から進んでいく。

ルシュクルたちは経験をつみ、強くなっているから楽勝だった。

俺が道案内をしたので夕方にはボス部屋に着いた。


まず俺たちがボス部屋に入った。

相手は、ゴブリンリーダー1匹とゴブリン5匹だった。

お宝は長剣だった。・・・普通がとっても残念に感じてしまう。


夕方、キャンプして反省会だ。


俺がまず悪いところを言った。

「ルシュクル、お前はもっと攻めろ。守りすぎだ。

メーヴェ、逆に突っ込みすぎ。連携を考えろ。

ディアナ、もっといい装備はないのか。玉の肌が傷ついたら大変だ。」


「おい、違うだろ!」

ロロランから突っ込まれた。


「えへん、ディアナ、位置取りが悪い時がある。アンジュが狙われるぞ。

ミシェル、もっと索敵を頑張れ、気が抜けている時があるぞ。

トゥーレ、もう少し後ろに下がって、視野を広くしろ。

アンジュ、ちゃんと隠れていろ。」


かなり強くなっていたので褒められると思っていたのに、

みんな、けなされてショックを受けていた。


「強くなったわね、みんな。

初めて一緒に戦った時は、問題しかなくって、能力が上がるのを待つしかなかったわ。

だけど今は自分たちで戦えて、より強くなるための最優先の課題が分かる。

強くなったからよ、頑張ったわね。」

愛海が褒めるとみんな嬉しそうに頷いた。褒めて伸ばすのが愛海の方針だ。


俺を見るスピカの目がどんよりしている!

しまった、失敗だ!俺がアメを与えたかった・・・



8月15日


この街スプートは、西にあるマレーバという国に対しての最前線にある。

まあ、その間には巨大な山脈があるので、戦争はしたことないらしい。

高い城壁があるが、これはむしろ城壁のすぐそばにあるダンジョンの魔物に対してのものだ。


この街のダンジョンでは、ディアルマたちアクルックスが先頭を走っていて、

80階以上を探索中だそうだ。


アクルックスは金ランクで、クランを作っており、銀ランクがミラションたちベクルックス、

梁多たちガクルックス、銅ランクは・・・忘れた。

アクルックス以外の金ランクはいなくて、銀ランクはあと10くらい、

銅ランクはあと30くらいあるそうだ。


あれ以来、ベクルックスの連中からちょっかいはかけて来ないが、当然仲良くもなっていない。

まあ、邪魔さえされなければ全く問題ない。


ダンジョンが街のすぐそばにあるので、ここでは2泊3日で行くことにした。

また月1回、4泊5日で付近の探索に行く必要があり、昨日まで西の方へ行っていた。

来月は南に行ってみようかな。


この街の人口は2万人くらいで、兵士が千人ほどだ。

マレーバから攻められたらどうするんだろうって思っていたら、

屯田兵といって半農半軍の者があと2千人ほどいるそうだ。


まあ、わざわざ山脈を越えてはこないけど。

カラカスでは軍の訓練とかあんまり見たことなかったけど、

こちらではしばしば百人まとまって訓練していた。

集団で固まって盾で防ぎ、槍で攻撃するみたいだ。ローマ軍みたいだな。


愛海とグレイスが学校をつくって欲しいっていうが、とても無理なので、

まずは寺子屋でお茶を濁した。


45分ずつ国語と算数を勉強するが、それを午前と午後と2セット行う。

どちらか勉強すれば、昼食が食べられることにした、


まずは俺たちが面倒を見ている子どもたちとスラムの子どもたち20名で始めた。

スラムの子どもは、梁多にお願いして探してもらった。

「正義の味方、マーズレッドに任せろ!」

まあ、スラムのごくごく一部の子どもだけをこっそりとだ。

大勢にバレたらどうしよう。


読んでくれてありがとうございます。

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