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103/190

★103 ジョンガリ

よろしくお願いします。

ブックマークありがとうございます。



次の日、昼頃にクランを率いてギルドに向かった。

冒険者が少ない時間を狙ったつもりなのだが、20人近くの冒険者がいた。


俺が受付に進もうとすると、40歳くらいのモンクが俺の前に立ちはだかった。

ごつい胸板、太い腕をしていて、ニヤニヤと俺を見ている。

俺がそいつを右によけようとすると、そいつはまた俺の前に立ちはだかった。


「受付に行きたいんだ、ちょっと通らせてくれないか?」

無駄かもしれないけど俺は丁重に頼んでみた。


「お前たちがポラリスか。ガキばっかりじゃないか?

ママゴトの方が似合っているぞ。

ダンジョンを制覇したって所詮40階しかなかったんだろ?

調子に乗ってるんじゃねーぞ。」

顔を俺に近づけ、挑発してきた。


「おい、ギルド職員、この中でこんなことさせていいのか?」

俺は目をそらさずに大きな声を出したのだが、ギルド職員の反応はなかった。


別の斥候らしき男がまた俺に顔を近づけてきた。

「ビビッて助けを求めているのか、お坊ちゃん?ママの元に帰ったらどうだ?」


さらに別の戦士の男が大声を出した。

「お前ら、ベテルギウスじゃないか。

あの偉そうなジャスティンだっけ?がいないから気づかなかったよ!

この街から居なくなったと思ったら、こんな奴らの手下になったのか、お似合いだな!


それで、こっちの女はベガだな。

弱いくせにダンジョンに挑むから男は死んだんだよ!

こんな小僧の妾の一人になるなんて、恥ずかしくないのか?」


俺だけじゃなく、仲間、妻、亡くなった恩人までバカにしやがった!

俺の怒りは沸騰しているが、誰もこいつらを止めようとはしない。


「さぞかしお前らは強いんだろうな?どっちが強いか試してみよう。」

俺は、平静な声を無理やり出した。


闘技場へ行き、モンクと俺が素手のまま対峙した。

「気を失うか、参ったというまで戦うぞ!」


「おい、そっちの戦士が先だ。」

俺は、妻や仲間をバカにした戦士を指さした。


「俺が怖いのか、坊ちゃん?」

モンクは俺をただの斥候だと思っていて、素手の戦いだから自信満々だ。


ベテルギウスのリーダー、ドワイトが声を上げた。

「おいジョンガリ、お前が強いのは知っているが、ヒロトは金ランクだぞ。

未知のダンジョン40階をたったの半年で制覇した奴だ。

止めておいたほうがいい。」


ギャラリーは一瞬静まり返ったが、爆笑した。

「おいドワイト、うまい言い訳のつもりか、面白すぎるぞ!」

「そんなに強いなら問題ないだろ、さっさと始めたらどうだ!」


ジョンガリが俺をビビらせるために右に左に腕を大きく振りながら近づいてきた。


ジョンガリは大きな右フックを俺の顔めがけて放ってきた。

俺はそれを避けながら右に一回転し、

ド派手に右のバックハンドブローを奴のこめかみにぶち込んだ。


ジョンガリは棒のようにぶっ倒れた。

ギャラリーは静まり返った。

読んでくれてありがとうございます。

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