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よろしくお願いします。


7月20日


1日早く探索を終え、ダンジョン外のホテルに戻り、6人で乾杯をしてから相談した。

「このダンジョンコアだけど、どうしよう?」

「使い道はあるのかしら?」

俺と結菜の疑問に愛海が答えた。


「過去の話では、国が接収して街の開発とかに使ったみたいだけど・・・」

「じゃあ、俺たちの街、いや国でも作ろうか?」

「ワタシ、王妃デス!」


「これ以上、国から目をつけられたくないわね。」

「そうだよな、やっぱりギルドに提出するか。」

冗談にせっかく乗っかってくれたバカを相手せず、話を進めていく。


「このダンジョンはどうなるの?」

俺の質問に愛海が答えた。

「ダンジョンの成長が止まり、魔物が弱くなるらしいわ。」


「じゃあ、ここでの探索は終わりだな。これからどうしよう?」

「別のダンジョン制覇しようぜ!」

ロロランが声を上げた。

「オレたちなら未踏の100階でも1年あればイケるだろ!」


結菜と愛海が顔を見合わせている。

「・・・魔王を退治するまでしょうがないかな?」



次の日、スピカが最初にダンジョンから帰って来た。


「やったぞ、ダンジョンを制覇したよ!」

もったいぶることも出来ず、得意げに伝えた。


きょとんとしたものの、意味が分かると

ルシュクル、アンジュ、ミシェル、メーヴェ、トゥーレが抱きついてきた!

「凄い、凄い!」

「きゃー、きゃー!」

「結婚、結婚して!」

・・・大騒ぎだ!


体を、胸を、お尻を押しつけてくる!

ほっぺにキスされた!

俺の唇が狙われている!

ニヤつきが止まらない!


1人ずつ、ロロランにゲンコツを落とされ、引き剥がされた。

あれ、ディアナは?


遠いところから、俺を冷たい目で見ていました!



次に、シリウスが帰って来たので、ダンジョン制覇を伝えた。

「くそっ!」

フリッツが悔しそうだ。ふふん!


「・・・今日はやけに魔物が弱いって思っていたのですが、

そういうことだったのですね。」

さすがアレク、ちゃんと分かっていたようだ。


ベテルギウスも戻ってきたので、意気揚々とカラカスに24人で戻っていく。


ギルドに戻ると、別室を用意してもらった。

ギルド長、副ギルド長にダンジョンコアを提出し、ダンジョンを制覇したことを伝えた。


「なんて日だ!」

ギルド長がソファから立ち上がり、反り返りながら驚きの声を上げた。コントじゃないんだけど。


「副ギルド長が、ダンジョン制覇したときのことを調べろってやかましいから、

本部に照会したけど。なんて日だ!」

もう、そのギャグはいいよ。


「お前たちパーティには5000万リラを渡す。すぐには用意できないが・・・

さらに金ランクにアップだ。めまいがする、なんて日だ!」


5000万リラと聞いて、クランのメンバーが歓声をあげ、隣と大きな声で話し始めた。

「うるさい、ギルド長の話が聞こえないだろ!」


「すぐに本部へ連絡する。男爵にも報告しないとな・・・

ああ、君たちはこれからどうするんだ?まあいい、また教えてくれ。なんて日だ!」

・・・続けられるとやはり面白いな!


「おめでとう!君たちならって思っていたけど、早すぎるよ!」

副ギルド長が笑顔で祝福してくれた。


夕方、ちょうどアリオトも帰ってきていたので、

居酒屋を貸し切ってみんなで大宴会をした。


俺にスピカの犬人メーヴェと猫人トゥーレがまとわりついてきて、

結婚してとやかましい。


その度にダリヤとロロランに追い払われるのだが、

俺のニヤけた顔を見て、結菜が悲しそうな顔をしている!


しょうがないので、メーヴェとトゥーレを呼び寄せた。

「すまん、もうこれ以上、妻たちを悲しませるわけにはいかない。

だから、お前たちとはクランの関係だけだ。他の男を探せ。」


シュンとして去って行く2人を見て悪いとは思うが、優先順位は決まっている。

結菜が笑顔になってくれて、宴会は終わった。


次の日の朝、ビュコックの爺さんを見舞い、アメリアたんに頼んだ。

「アメリアたん、俺たちが次にどうするべきか占ってくれないか?」


しばらくしてアメリアたんが結果を知らせにきた。

「スプートがいいって出ました。」

なにか浮かない顔をしている。


「スプートがどうかしたのか?」

「私はビュコックをスプートに連れて帰りたいと考えていました。

そのせいかも知れません・・・」

占いじゃなくって願望だってことか・・・


読んでくれてありがとうございます。

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