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【企画・詩】作品

ふたりの足跡 【冬のあしあと企画】

作者: 香月よう子

本作は、遙彼方さま主催「冬のあしあと」企画参加作品です。



今年初めての雪が舞う

神戸の街一面の冬景色

ヴァレンタインも近い


思い出す一年前の今頃

ありったけの勇気をもって

あなたの好きなチョコレートと

あなたに似合う碧いセーターを

赤い顔して手渡した俯いて……


そして今こうしてふたり

じっと初雪を見つめてる


ちらちらと舞う粉雪は

辺りを純白に染め上げ

その降りしきる初雪の中

ふたり帰る同じ家がある


ふと振り返れば銀世界

点々と続くふたりの足跡

その小さな足跡はきっと

輝く未来へと続いてゆく


あなたの手の温もりと

あまりの銀の目映さに

瞳は世界が滲んで見えた



企画に参加させてくださった遙彼方さま、お読み頂いた方、どうもありがとうありがとうございました!

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― 新着の感想 ―
[一言] 一年前のドキドキと、同じ家に帰る今年の甘さと。 神戸という単語から、一気にイメージが広がり、きらきらした夜景(海辺)が鮮やかに浮かびました。 実際の地名を物語の中に入れるのは難しいと正直思…
[良い点] 拝読しました。 勇気を絞り出して贈り物を渡そうとした昨年。 二人揃って帰る家のある今年。 その対比がとても温かく、そして、幻想的な風景が美しさをより一層雰囲気を高めてくれているように感じ…
[良い点] お邪魔します <(_ _)> …奇麗な歌ですね~♪ 神戸はとてもおしゃれで、大阪在住者からしたらずるく感じます~♪
感想一覧
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