#4 赤く黒い影
何だこの影?!人型のようなんだけど人ではようなシルエットにも見える。まさに化け物って感じだった。
咄嗟に反応した俺はナイフを影に突き刺した。
レイン「ヒャン!」
「あ、ありがとう助かったよ。」
俺「いえ、でもそんなこと言ってる場合じゃないかもしれません」
他の影たちが集まってきたらしい。そこには8、9?シルエットが等間隔で並んでいた。
俺「レインさん、やつらに影を見せないでください!」
レイン「わかった。この照明弾を使って。報告書によると奴らは光に弱いらしいよ。」
照明弾を直ぐにa02に装填し、やつらのうちの一体へ放つ。
影「キェェェ」
一時的に影に穴が空いていた。効いたのか!でも、完全に消えはしない。どうするのが正解なんだ。考えろ俺
レイン「これでもくらえ!」
レインは複数体の影を相手にしていた。さすがこの道のプロは違うな。
それはそうと、このままだと消耗戦になってしまう。冷静になって考えるんだ。影、影ということは何かのシルエットだ。つまり、自然発生するものじゃない。クリーチャーにはコアがあるがやつらの影にはないってことは。
俺「レインさん!後ろです!ちょうど俺達の真後ろを確認してください!」
レイン「うしろ!?」
レイン(なにか固い物が、そうかコアか!)
レイン「ok~そゆことね」
彼女はそう言うと後ろに振り返り、コアに発砲する。
俺も同じように背後にあったコアをナイフや銃で破壊していく。
ラスト1体!確実にナイフを突き刺した。なのに、コアが壊れない。
レイン「待って!それ新種かも」
吹き飛ばされそうになり咄嗟に受け身の姿勢を取る。
見るからにただ者じゃなかった。他の影と比べてコアが一回り大きい。
レイン「大丈夫、新種の情報はもう聞いてるから」
「いい?私が今から3秒数えるから数え終えたら直ぐに伏せて目を閉じて」
俺「え?」
レイン「いいから!1」
「2」
彼女の手には手榴弾のようなものが握られていた。
「3!」
彼女がコアに最大限それを近づけた瞬間、とてつもない量の閃光が発せられた。目を閉じていても分かる。例えるならサングラス越しに太陽を見ているような。
レイン「これでおわり!もう見ていいよ!」
そう言われ、みてみると、そこには跡形もないコアの破片が散らばっていた。
俺「やったか?」
レイン「それ、死亡フラグだよ」
ひとまず、戦闘を終え、俺達はコアを回収することになった。ほとんどが破片で壊れていた。あれだけ、命に関わる状況だったから仕方ない。
俺「さっきの新種って言うのは?」
レイン「あ~簡単に言うとねクリーチャーは変化することがあるの...それは、まだp研究チームも研究途中で色々と不明な点が多いんだけどまあウイルスの突然変異みたいなものだよ。」
クリーチャーって結局何なんだ。まだまだ分からないことだらけだなと思う今日この頃。
そんなこんなで話しているうちになにかやたら光るものが落ちていた。
俺「これは...」
そこにはポツンと小さな歯車?のパーツがあった。
レイン「歯車?」
俺「何か知っているんですか?」
レイン「いや、どうやら最近とある組織を警戒しろって本部から連絡されててね。そのシンボルが歯車らしいんだよ。確か名前は..」
ピシャッという音と共に3人のローブを被った者達が現れた。
レイン「だれ!?」
???「我々は不可解な歯車の衆のつかいです。」
「今日はその歯車の回収と警告に参りました。」
俺「歯車ってさっきの」
レインは直ぐに銃を構えようとしたが銃を撃たれ弾かれてしまった。
???「火遊びは辞めましょう。両組織の平穏のために」
人数的にも明らか不利だ。ここは従うしかないだろう。
???「警告ですが、プロジェクトがこれからもクリーチャーを回収するようであれば、こちらの上層部も動くと、お伝えください」
「それでは...」
そう言った途端目の前にはもう何も居なかった。歯車は回収されてしまったようだ。
レイン「あれだね、奴ら最近発見された組織らしいんだけど以外と規模も大きいらしい。上層部には四卿がいてそいつらを中心に極秘の研究をしてるんだとか。」
「まあ、あんな警告はされたけど、プロジェクトは回収を辞めるつもりも私が職を失うつもりもないし、いずれ衝突することにはなるだろうね。」
不可解な歯車の衆。初めて遭遇した身としても不可解という感想しかでなかった。ある意味世界の秘密を明かす一歩ではあると思いつつ、二人で洞窟を出た。
不可解な歯車の衆....いったいなどんな組織なのか...目的は...続きをお楽しみに~




