どうする?魔王様。最強勇者 対 最強メイド?7
野菜と果物と肉がたっぷり入ったカレーからは湯気が立ちのぼり、食欲を掻き立てる香りが鼻をくすぐった。
「いただきます!」
「……いただきます」
ボクとルシアは早速、熱々のカレーを食べ始める。
柔らかく口の中でほぐれる牛肉は噛むたびに旨味が溢れ出し、甘口ながらピリッと辛さのあるスパイシーなルーとご飯が絡まり合って口の中に広がる。
「やっぱり、セシルのご飯はおいしい!!」
「……ふふっ、たくさん作りましたからおかわりもありますよ」
「うん! ボク。このカレーなら何杯でも食べれそう!」
「……おかわり」
ボクが笑顔でカレーを食べている横でルシアは既にカレーを食べ終わった皿をセシルに差し出す。
「はい、分かりました。すぐに用意しますね。おかわりをお持ちしますので、少々お待ち下さい」
「ありがと……カレー、カレー、カレー……」
ルシアは待ちきれないのか、上機嫌で左右に体を揺らしながら歌っている。
セシルがおかわりを持って来ると、それをルシアの前に置いた。
それを嬉しそうに食べ始めるルシアを見て、微笑むとボクもカレーを食べ進める。
結局、ルシアは12杯。ボクは3杯のカレーをおかわりして、お腹がはち切れそうなほどに膨れ上がっていた。
「……く、くるしい」
「おなかいっぱい……まんぞく、まんぞく」
ボクとルシアは椅子にもたれ掛かりながらボクはお腹を撫でる。
隣に座るルシアは目を閉じながら余韻に浸っていた。
夕食を終えると、少し休憩してからお風呂に入ることにした。
ボクもルシアもセシルに連れられて、いつも通りに脱衣所で服を脱いで浴室に入る。
身体を洗うためにセシルが、イスに腰掛けているボクの体をシャワーのお湯で流す。
「ソアラ様。お背中をお流ししますね」
「うん」
セシルはボクの背中にゆっくりとシャワーのお湯をかけると、泡立てたボディソープで洗う。
「んっ……んっ……」
何度洗われてもこのくすぐったい感じは、いつまで経っても慣れない。
セシルはボクの耳元で囁くように言った。
「では、前の方も失礼致します」
「う、うん」
ボクが目をつむって頷くと、セシルは手を伸ばしてボクの胸の方をゆっくりと撫でるように洗う。
セシルの細い指先がボクの肌を撫でるようにぬるぬるした泡が滑る。
「んっ……んぁっ……」
小さく声を漏らすボクの耳元でセシルは続けた。
「ソアラ様。洗いにくいのでじっとしていてくださいね?」
「あっ! んっ……あっ……そこは……むずむずぅ……」
股にセシルの指が滑り込んできて、セシルは悪戯な笑みを浮かべながら指を動かしながら丁寧に洗っていく。
体を小刻みに震わせながらくすぐったくて声が漏れそうになるのをボクは堪えている。
そんな時、後ろからセシルの温かな腕に抱きしめられた。
「気持ちいいですか……ソアラ様?」
「んんっ……わ、わからないよぉ~」
体をくねくねとさせて悶えるボクをセシルは優しく抱きしめながら、ボクの頬に自分の頬を寄せる。
「本当にソアラ様は可愛らしい反応をしてくださいますね……」
「ひゃあっ!?」
セシルの声がボクの耳元から入ってくると、ビクッと体を震わせて反応してしまう。




