魔王様。勇者の双子の妹と出会う!?4
その後、冷静になったエレナはボクの隣に座ってパンケーキを食べていたルシアに向いた。
【ルシア・エイドリックス。性別 女。年齢 9歳。種族 人間。スキル 爆炎魔法、爆炎剣、雷王魔法、雷王剣、暗黒魔法、暗黒剣、水龍級魔法、水龍剣、氷結魔法、氷結剣、大地烈断、完全回復。
称号 英雄王 加護 神童、覇者の威圧、天下無双、神化、麻痺、毒耐性、英雄王、ドラゴンスレイヤー、食いしん坊。
物理攻撃 9000
魔法攻撃 7000
魔力 9000
物理防御 9000
魔法防御 9000
好きな食べ物 カレーライス、ホットケーキ、ハンバーグ、オムライス、シュークリーム、ソアラ】
エレナはルシアを目を細めながら訝しげに見た。
(隣の青髪の子……こっちの方が明らかにおかしい。うちと同じ神童で英雄王って称号があるのに、勇者のうちが名前すら聞いた事ない……ステータスだけでもうちと同格かそれ以上。なにより好きな食べ物の欄の【ソアラ】ってなにっ!? 食べちゃったの!? うちのまだ見ぬソアラちゃんの柔肌を全身余す事なくしゃぶり尽くしたってことっ!! そんなうらやま……けしからんことを幼女が二人でベッドで致したってことぉぉおおおおおおおおおおおっ!?)
エレナはボクとルシアがベッドで致す妄想をして興奮し過ぎたのか、鼻血がブワッと吹き出した。
「うっ……幼女が二人で朝まで汗だくに……うぅっ……悪くないわね……いや、むしろいい! 見方によれば姉妹百合に見えるし、ソアラお姉ちゃんもいい!」
「…………うわぁ~」
鼻を押さえながら何か呟いてエレナはニヤニヤしながらグッと拳を握る彼女に、ボクは顔を引き攣らせてドン引きしながら嫌悪感を抱いていた。
パンケーキをお腹いっぱいに食べ終えると、ボクとルシアはエレナにお礼を言った。
「ごちそうさまでした!」
「ごちそうさま……おいしかった……」
「どういたしまして! それで、お礼と言うわけじゃないけど、もう一つ頼みたいことがあるんだ!」
エレナは手を合わせてウィンクすると、ボクとルシアは不思議そうに首を傾げた。
ボクはエレナに頼まれて街の中を歩いているが、特に店に入るわけでもなくフラフラと街中を散策しているのは、ただ単に時間を稼いでいるだけにしか感じない。
どんな意図があるのかは分からないが、エレナが何かを企んでいるのは間違いないだろう。




