魔王様はトラウマを乗り越えられる?5
その後、浴室に入ってボクはセシルに体を洗ってもらう。
丁寧に泡のつけたスポンジで体を洗ってもらうと、セシルがボクの股間を洗う時だけは身構えててもビクンッ!っと反応してしまう。
「ここは大事な場所なので……素手で洗いますね?」
「うん……ひゃんっ!」
「あらあら、気持ちいいですか?」
鏡を見て洗っているボクの姿を確認しながら、ゆっくりと指でボクの股間を洗っていく。
「うぅぅ……やぁ……だめぇ……」
「くすっ、嫌じゃないですよ? ここは一番よごれますから、念入りに洗いますね……」
セシルは少し楽しそうな笑みを浮かべビクッと体を震わせながら、プルプルと震える足で必死に立っていた。
「はぁ……はぁ……セシル……なんかそこ……あたま、ふわってする……ひゃああん! んっ……んんっ!!」
セシルがボクの股の間を洗っているとボクは足をがくがくとさせてその刺激に耐えられずに座り込んでしまう。
「はぁ……はぁ……だめぇ~。もう……あたまが、ふわふわして……なにこれ……」
「ソアラ様。かわいかったですよ……お疲れ様です……」
「ひゃ……ひゃい……」
頬を赤らめながら魂が抜けたようにボーっと放心状態のまま浴室の床に座り込んでいた。
セシルはそんなボクをお姫様抱っこして湯船まで運ぶとゆっくりとお湯に浸かった。
ボクはセシルの膝の上に座りお湯に体を沈める。
すると、後ろからセシルがボクをぎゅっと抱きしめる。
「ソアラ様……今日は怖い思いをしたでしょうから、セシルと一緒に寝ますか?」
「……ほんと!?」
嬉しさのあまりボクは振り返ってセシルに抱きついた。
「やったー! セシル大好きー!」
「私もソアラ様のことが大好きですよ?」
ボクが無邪気に笑うとセシルはボクの目をじっと見て、優しい微笑みを浮かべながらボクをぎゅっと抱きしめた。
ボクとセシルは約束通りに同じベッドで抱き合いながら眠りに就いた。




