13/13
エピローグ
これはこの物語の最終回です。楽しんでいただけたら嬉しいです。
コグノコープスの残党が世界のどこで、どんな最期を迎えたのか──
それは、もはや松三郎と玲司には関わりのない別の物語である。
あれから十年が経った。
松三郎も玲司も、今ではそれぞれ美しい女性と結婚し、
穏やかで、ささやかな幸福に満ちた日々を送っていた。
その妻たちが──
結衣や涼子だったのか、あるいはまったく別の誰かなのか。
それは、読者であるあなたに委ねたい。
二人が過去の想いを胸にしまい、新たな人生を見つけたのか。
それとも、あの時言えなかった気持ちをようやく伝え、そして、悠と涼子もその気持ちに応えたのか。
どちらを選んでもいい。
どちらを選んでも、物語は静かに調和する。
ただひとつ確かなのは──
松三郎も玲司も、心の底から幸せだった。
それだけで十分だろう。
この最終回を楽しんでいただけたら嬉しいです。最初から最後までこの物語をご覧いただいた皆様、本当にありがとうございました。他の作品もぜひご覧ください。




