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【トイレだよ!! 全員集合!!】

ハルア:かみがないです



ユフィーリア:神様はそこにはいらっしゃいませんね



ユフィーリア:他をお当たりください



ハルア:といれのかみ!!



ハルア:ない!!



ハルア:の!!



アイゼルネ:おねーさん、届けてくるわね



ユフィーリア:アイゼ特急便が今行くから待ってろ



ハルア:かみちょうだいってといれがうるせえの



ハルア:だからかみをわたしてたらもうなくなっちゃったの



ハルア:どうしたらいいかな



ユフィーリア:ショウ坊に聞いてみたら「髪の毛を奪われる予兆だから生きて」と言ってたな



ユフィーリア:がんば



ハルア:え? おれのめっちゃみじかいかみのけがほしいの?



ハルア:そこまできれいじゃないのに



アイゼルネ:狙うならショウちゃんよね



アイゼルネ:ハルちゃん、投げ入れるから受け取ってね



ハルア:あい



ハルア:ありがと



アイゼルネ:何かトイレから詰まったような音が聞こえてきたのだけど



アイゼルネ:まさか詰まった?



ハルア:もらったかみをそのままべんきにたたきつけた



ハルア:たたきつけたかみ、べんきにすいこまれたけど



ハルア:とちゅうでつまったね



アイゼルネ:お馬鹿



アイゼルネ:ここ開けなさい



ユフィーリア:おいふざけんなよ



ユフィーリア:便器を詰まらせてんじゃねえ



ハルア:ごめんなさい



ユフィーリア:素直に謝れるのはいいことだけど、あとで説教な



ハルア:ゆーり、ちゃんとおこれないじゃん



ハルア:おれしってるもんね



ユフィーリア:誰がアタシって言ったよ



ユフィーリア:エドに決まってんだろ



ハルア:うでなんほんでゆるしてくれる?



アイゼルネ:とりあえず2本



アイゼルネ:両腕を差し出せよ



アイゼルネ:エドに奪われたわ



ユフィーリア:アイゼがやるのかとびっくりした



ユフィーリア:エドか



アイゼルネ:扉が開かないわ



アイゼルネ:裏からハルちゃんが押さえてるのかしら



ユフィーリア:怒声が廊下まで聞こえてくる



ユフィーリア:「クソガキ、扉押さえてんじゃねえだろうなぁ!!」



ユフィーリア:「押さえてないよ!! 開かないんだよ!!」



ユフィーリア:ヤクザと債務者のやり取りか?



ハルア:べんきにうかぶかみがゆれてる



ハルア:がこがこしてる



ハルア:これなんとかしてのみこもうとしてるのかな





【トイレの便器にトイレットペーパーが丸ごと落ちている写真】


【しかも隙間から指がトイレットペーパーを掴んでいる】





ユフィーリア:いきなり怖いのを見せないでくれない?



ユフィーリア:トイレ行けなくなるんだけど



ハルア:おとなのくせに



ユフィーリア:部屋から出れたら引っ叩くからな



ユフィーリア:いかん、行けなくなったって言ったら行きたくなってきた



ユフィーリア:ショウ坊についてきてもらおう





 ――アイゼルネがエドワードを招待しました。


 ――エドワードが参加しました。





エドワード:ユーリ、ハルちゃんのところ開かないんだけど



エドワード:壊していい?



ハルア:たすけてください



アイゼルネ:上から見たら、ハルちゃんってば扉に指1本も触れてないのよ



アイゼルネ:おかしいと思って





 ――ユフィーリアがショウを招待しました。


 ――ショウが参加しました。





ショウ:女子トイレにも出まして



ユフィーリア:3番目の個室から何か呻き声が聞こえるんだけど



ユフィーリア:もしかしてここで産気づかれてる?



ショウ:いや、多分これは違うと思う



エドワード:何でよりにもよって用務員室前のトイレに出るの?



エドワード:しかも男子女子両方で



ハルア:でれた



ショウ:上から引っ張り上げてもらったか?



ハルア:あいぜにてんいまほうつかってもらった



ハルア:たんきょりならできるって



ショウ:ハルさんは何番目の個室に入ってた?



エドワード:入り口から3番目



アイゼルネ:扉は閉じたままね



ショウ:3回ノックして「太郎君」もしくは「花子さん」と呼びかけてみてください



エドワード:何で?



ハルア:といれのかみをもとめるおへやになんで?



ユフィーリア:この産気づいてる声はどうすりゃいいんだ



ショウ:無理やり開けたら紫色のおばあさんが出てくると思うが



ユフィーリア:何それ?



エドワード:ねえ何か誰もいないはずなのにトイレから返事が聞こえてきた



ハルア:はなこさんがいるみたい



ハルア:かわいいなまえだね



アイゼルネ:誰もいない個室から返事がしたってのに、この子ったら冷静なんだから



エドワード:どうする? ノック連打で追い払える?



ショウ:もうおトイレがパーティー状態



ショウ:父さんに通報しておくか



ユフィーリア:もう個室開けちゃお



ユフィーリア:さっきから呻き声がうるさくてトイレの気分じゃなくなってきた



ショウ:あ



エドワード:隣から凄え音が聞こえてきた



エドワード:何したの?



ショウ:ユフィーリアが爆破魔法で扉を木っ端微塵にしました



ショウ:これ直すの大変そう



ユフィーリア:魔法を使えば何のその



ユフィーリア:つーか壁シミが出来てやばい





【腰の曲がったお婆さんの姿をした壁のシミの写真】





アイゼルネ:エドが魔フォーンを落とした



ハルア:かべにすんでるのかな?



ショウ:そんな訳なくないか?



ショウ:男子トイレに花子さんが出るし、紙を求められるし、紫ババアは出てくるし



ショウ:パーティーはまだ終わらない



ユフィーリア:鏡の向こうで女の子がいるな



ユフィーリア:ブスだなこいつ



エドワード:可哀想なことを言うんじゃないよ



ハルア:きゅうにあかいかみがほしいか、あおいかみがほしいかっていわれた



ハルア:それいまいうの?



ユフィーリア:今更な、紙を渡されてもな



アイゼルネ:今日の気分は青い紙



アイゼルネ:舌打ちされたわ



ユフィーリア:聞いておいて舌打ちはねえだろうがよ



ユフィーリア:何なんだ、そいつ



エドワード:声だけしか聞こえなかったのが悔しい



ショウ:もう何か色々出過ぎて緊張感がないや



ショウ:いちから順に説明していくのが面倒くさい



ショウ:ユフィーリアに甘えてゴロゴロしたい



ユフィーリア:あとでな



ユフィーリア:今な、子供にまとわりつかれて大変だから



ハルア:おれいこっか?



ハルア:こどものあいてはとくいだよ



ユフィーリア:頼むわ



ユフィーリア:引き剥がそうとしたら足にしがみついてきやがるしこいつ



エドワード:気に入られてるじゃんね



アイゼルネ:精神年齢が同じぐらいだからよ、きっと



ユフィーリア:アイゼ、頭のツボ押しに興味あるか?



アイゼルネ:おねーさんの頭が潰れちゃうから遠慮するわ



エドワード:うわ、本当だ



エドワード:しかもおかっぱ



ショウ:男子トイレで返事をしたはずの花子さんが女子トイレに出まして



ショウ:紫色の着物を着たお婆さんも便器から登場です



ハルア:またあかいかみ、あおいかみってきかれた



ハルア:これあかいかみってこたえたらどうなるの?



アイゼルネ:答えを待たずに「赤い紙」って答えるんじゃないわよ



アイゼルネ:どこからか鎌が降ってきたわ



エドワード:あぶなッ



ハルア:かんいっぱつでよけたよね



ショウ:むしろ何で避けれちゃうんだ



ショウ:普通は避けられないで致命傷で済むはずなのに



ユフィーリア:致命傷になったら命が潰えるまで秒読みなんだよな



ユフィーリア:あの程度の速さだったら避けられるし、何なら反撃できる



ハルア:そゆこと



ハルア:じゃないとこっちがしんじゃう



エドワード:あれ死ぬ軌道だったよね



アイゼルネ:ショウちゃん、この3人が規格外なだけでおねーさんたちは普通なのよ



アイゼルネ:「これが当然?」とばかりに疑問を持たないでちょうだい



ショウ:規格外にならなきゃ生きられないのかと思いました



ショウ:そうだ、頭のいい戦闘狂一族と悪食狼さんと頭の螺子をドブに捨てた先輩だから成り立つんだ



ユフィーリア:アタシってショウ坊に何かしたかな



ユフィーリア:事あるごとに『頭のいい戦闘狂』って呼ばれんだけど



エドワード:悪食って言われた



エドワード:せめて暴食にして



ハルア:あたまのねじをどぶにすてたってなに?



ハルア:あたまにねじはないよ?



ユフィーリア:ショウ坊が虐められていたらどうする?



ハルア:かわをはいで、ないぞうをひっこぬいて、てんぴぼし



ハルア:えどにおやつをつくってあげるんだ



エドワード:どの口が言ってんだろうね



エドワード:遠回しに馬鹿だってことを言われてんだよ



アイゼルネ:ショウちゃんには言葉で敵わないわよ



アイゼルネ:それで、そろそろどうするのかしら



アイゼルネ:ユーリの足元には子供が2人いるし



エドワード:便器から手が伸びてくるし



ハルア:おばあちゃんいるし



ユフィーリア:天井から血は降ってくるし



ユフィーリア:散々だよ



ショウ:ここまでトイレにまつわる怪談が集合するのも考えものだな



ショウ:あ





 ――キクガが召喚されました。





キクガ:君たちの地獄が来た訳だが



ユフィーリア:お、親父さーん!!

《登場人物》


【ユフィーリア】トイレの怪異はたびたび遭遇する。この前は怪盗みたいな格好をした男に「赤いマントがほしいか、青いマントがほしいか」と問われたので「黒いマントなら今着てる」と言って追い返した。

【エドワード】深夜にトイレへ行ったら寝ぼけて女子トイレに入ったことがある。芳香剤で気づいた。

【ハルア】トイレに行ったら「紙が欲しい」と言われたので言われた通りに紙を渡していたらなくなった。丸ごと叩きつけて便器を詰まらせたので、このあと正座で怒られる。

【アイゼルネ】用務員室付近のトイレは誰も使わないので、芳香剤などをこだわったりする。

【ショウ】トイレに行く為に「お花摘みに行ってくる」と言ったら、帰ってきた時にハルアから「お花はどこ!?」と言われた。本当にお花を摘みに行ったと思われたらしい。


【キクガ】息子からのSOSを受けて出動。トイレに出てきた怪異を根こそぎ回収、冥府に叩き込んだ。

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― 新着の感想 ―
[良い点] やましゅーさんお疲れ様です!! 新作、今回も楽しく読ませていただきました!! >ユフィーリア:「クソガキ、扉押さえてんじゃねえだろうなぁ!!」 >ユフィーリア:「押さえてないよ!! 開か…
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