転生者。亀岡たわ太がざまぁ出来ず追放されるまで!!第3話!!
今回は長く書けたかな?頑張りました。相変わらず不幸な亀岡たわ太みてください。
なんだ!!あれは!!
町人の大勢が空を見上げた!!
始まりの町とも言われる小さな町。そこに。大戦級の帝国の飛行艇が空を覆い尽くす。それは町最大の危機だった!!
亀岡たわ太。ニート、精神障がい者。お金が無い。精神障がい者なので昼寝は必須。男に殴られかけて傷心中。少女リラは隣で寝てた。よくおっさんの隣で寝れるなあ。そんな宿屋の昼下がり。あれ?雨かなと2階の窓から外をみると驚愕する亀岡たわ太!!
さらに幼女のお嬢様のリラの一言でおっさんの肝が凍える!!
「あ、パパが来たのかも!!」
始まりの町の空に若い男性の顔が映像で浮かぶ。皇帝グランシス。彼はにこやかな顔で町中に宣伝する。
「リラちゃうアァーーーーん!!パパが来たよお~ーーー!!迎えに来たよお~ーーー!!一緒に帰ろォーーーー!!」
大変だ。大変だ。大変だ!!
亀岡たわ太は精神病なので少しパニックになった!!
それでもお嬢様リラちゃんに引きずられ町の中央に公園に。
皇帝グランシスも部下を引き連れ飛行艇から降り立つ!!
何!!この空気!!皇帝の威厳と娘に対するお茶目さと重圧。亀岡たわ太は生きてけないと思った。
「リラちゃぁーーーーん。パパが来たよお。危ないこと無かったかなぁ?いじわるな事されたらパパが叱ってあげるよ!!さ、帰ろ?」
「グランパパ、あたし、帰らないよ?」
「え、みんな待ってるよ!!お姉さんも心配してるよ?帰ろうよ?」
「グランパパ、それがねえ、私、結婚したい相手見つけたの。」
……………………?!
(ちょっとまて!!それって……?![亀岡たわ太])
「亀岡たわ太っていうおじさんだよ。この人。」
「ああ、あははは。リラも成長したねえ。帰ろうか?」
亀岡たわ太には分かる!!スッゴい静かに怒ってるぞ!!皇帝陛下!!
「嫌、リラ亀岡のおじちゃんと一緒に暮らすの。パパは一人で帰ってね!!バイバイ!!」
(それねえだろ!!あわ、あわあわ。)
「そこのお隣のお兄さん。ちょっと良いかな?」
「は、はい!!」
「うちの娘になんかした?」
「い。言え。なにも!!」
「やだあ。おじちゃん一緒に寝たじゃない!!お風呂も一緒に入ったし。」
「あ、あれは一緒のベッドで寝ただけでお風呂もリラちゃんが体一人で洗えないっていうから…………。」
「はああ゛あ゛あ゛~ーーー!!お前!!ぶち殺す!!」
ひええええええええええーーーーーーーー!!!!
皇帝グランシスは部下から大剣を受けとると、全力で亀岡たわ太を切りかかりにかかった。
亀岡たわ太はとっさに頭を抑えてしゃがんでしまう。(終わりだーーー!!)
ものすごく重い大剣が振り下ろされると。皇帝グランシスは吹っ飛んだ。何が起きた!?民衆も帝国軍も驚いた。
亀岡たわ太は無傷だった。
「あ~あ、グランパパ!!無駄だよ?このおじちゃん強いもん。」
「いや、いやいや。弱いよ。強くないよ。」
リラは皇帝にかけよりひそひそ話。そんな!!まさか!!あんなやつが!!とか聴こえた気がするが、幻聴だろう。忘れよう忘れよう。
立ち上がった皇帝は不機嫌な顔しながら亀岡たわ太に詰め寄る。
ひぃーーーー。と固まる亀岡たわ太に皇帝は、
「今日のところは帰る。だが覚えとけ。娘に指一本でも触れたら町ごと焼くからな。覚えとけ。」
「あいよーーーー!!パパバイバイ!!」
「リラちゅぁぅあうーーーーん!!パパ諦めないから!!強くなるからねえ~ーーー!!」
そして大戦級の飛行艇は始まりの町より帰ってった!!
不幸が加速していく亀岡たわ太。さてこれからどうなるか。
つづくと良いな
どうでしたか?亀岡たわ太の不幸っぷり伝わったら幸いです。頑張ります!!読んでありがとうございますにゃ~ーーー!!