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流行りのタグを使わない小説を書くと公開前にびびる

だらっと書いてしまったので、なんとなく読んでください。

 

 エッセイの更新に間があきました。

 理由は単純です。



 小説を書いていたから。


 分かりやすいですねー。

 エッセイを書いているときは、筆がとまっているときだと思います。


 そんなどうでもよいことはさておき。


 ニャンデレー!


 と、叫んだ話を書いたので予定を変更してその話のことをあとがきを含めて書こうと思います。



 読んで!という話ではなく、流行りにのっていない話だったので、公開前にびびっていました、という話がメインです。


 なので、なろうの話もちょこっとあります。


 今回のメニューはこちら。



 ■ニャンデレを書いたときの心境

 ■公開前にびびる

 ■これと決めたらそれに向けて一直線しかかけない

 ■マイルール



 では、スタート!




 ■ニャンデレを書いたときの心境


 ここは読んでない人はスルーしてください。


 そもそもの話をすると、コロナが大々的に騒がれる前の今年の1月から、王道ファンタジーを書いていました。


 書ききってから投稿しよーと思って、こそこそ書いていたのですが、19世紀の戦争時代の話をベースにしているので、むごい話や、感染症の描写があります。


 そこへこの事態。

 今の時にこの話はどうなの?楽しんで読める? と、公開するのを躊躇って書く気力がなくなっていました。


 それでも終盤にさしかかる十二万ぐらい書いたのですが……ふっと気力がなくなりました。


 鬱々としてしまい、童話を書いたり、フラワーフェスティバル企画・もこもこのお話に参加したりしていました。


 フラワーフェスティバル企画はありがたかったですね。一文字も書けなくなっていたので、改稿ならできるかもと久しぶりに小説に取り組めました。


 前のものがプロットみたいだったので、個人的にゆっくりかけて満足する仕上がりでした。


 満足したけど、ポイントはさっぱりでした。凹みましたね。変な改稿しちゃったかな……とか、ぐるぐる考えました。


 もこもこのお話は童話だったので、頭を空っぽにして楽しく書きました。

 こちらは新作で絵本ですが、もこもこ~♪とかノリノリでしたね。


 企画に参加したのは、書くのをやめたくなかったからです。アホみたいに書いた一年目を過ぎて、コロナで挫かれ、それでも何かを書いてみたいというのはあって。


 私はせっかく好きになった物書きを手放したくなかったのでしょうね。


 企画が参加して気持ちが浮上してきた頃、Twitterのお知り合いが「文芸リレー」を回してくださって、とても楽しかったです。


 私では気づかなかった発想をもらえて、誰かと「こういうのいいよね」という気持ちを共有できました。これが快感なんですよねー。


 これは物書きになると癖になる快感かもしれません。


 で、自分を書いたものをベースに脳内で設定が膨らんで、ぎゃぁぁ……書くしかない( ー`дー´)キリッと、なりました。


 そこからはプロットなしで、だだだと書きました。脳内で設定を作っては、スマホの親指をダチョウのように動かしました。


 ……やばい、王子の周りがシリアスになってきた……貴族のデスゲームは今回はいらんのよ!と、そこら辺を隠して。


 ……ヴィーの秘密は二話目であっさり暴露。なにかな?とかいらん!推察つきやすいし! メインはニャンデレ!にゃんこにデレデレしたり、にゃんこがデレデレするシーンを書くのじゃ!と視点切り替えでひたすらデレ話を書く。


 で、脳内がぐちゃぐちゃになったので、紙に書き出して、背景設定と人物相関図を整理。最初からやれよ、という話ですね。その時に、


 ……ヴィーの母ちゃんは、なんで父ちゃんを見つけたの?


 と、疑問がわく。だれも近づかない場所に行くなんて目的がないと行かない……と、魔女の話を膨らます。


 もうここら辺で辻褄が合っているのかわからなくなってきました。ごり押しでもこのまま行くことを決意。



 でも、私はふと我に返ったのです。


 いや、この話、本当に読む人いるのか?





 ■公開前にびびる


 異世界(恋愛) 転生/転移なしのカテゴリーのランキングを見るとわかりますが、ほぼ婚約破棄、悪役令嬢、ざまぁ(ざまあ)、ループ(やり直し)、聖女、チート系が多いですね。


 あとは書籍化されているものも多いですが、ベースは令嬢、王族話でしょうか。


 よくみるのは「婚約破棄する!」という出だしから始まるストーリーです。


 すべてを読んでいないので主観でしかありませんが、この辺が主流だと思います。


 逆にいうと、これらの要素がないものは読まれる可能性が低いと感じてしまいます。



 ニャンデレは要素が一切、なかったです。

 令嬢はでてくるけど、令嬢の話を求める人とは違う路線なのでタグはつけませんでした。


 かろうじてある主流タグはハッピーエンドくらい。しかも、BL要素ありとさらに人を選ぶ話です。


 私の心境は猫じゃらしを持って、褌一丁で戦地に行くようなものです。すでに瀕死です。


 PVを伸ばすのはランキングにのるのが早いと思いますが、ランキングに乗るために必要な最低ポイントは126(※変動あり)。PVを伸ばせる気がしません。褌の紐がゆるみます。持っていた猫じゃらしが飛ばされそうです。爆死するしかないと思ってました。



 それでも足掻いた私は、完結ブーストとよばれる完結してから読むかたに拾われることを念頭に、とっとと完結させました。完結する日は土曜日、天気は雨。暇で読んでくれないだろうか……と、せこくいきました。


 私のせこさがよかったのか分かりませんが、意外に伸びました。


 活動報告でも「えーっと……合うひとは読んでください……」とかびびりながら、お知らせしたのに、反応が早くて救われる思いでした。


 よいよと言われてほっとしていたのですが、いつの間にか異世界(恋愛)日間ランキングにものれていて、マジか!と思った私は路線変更。


「ニャンデレタグ、これしかないんです!誰か書きませんかー!!」と小さく叫びました。


 ニャンデレ布教です。

 いいと思うのですけどね、ニャンデレ。

 Web検索すれば結構でてくる単語です。


 まぁ、今のところ増えていませんけど……(苦笑)


 それはおいておいて、私のびびりとは裏腹にレビューまでもらえて、好印象の感想までもらえて嬉しかったです。


 にゃんこ好きの方がいいよ!と言ってもらえましたし、犬好きの方にもいいと言ってもらえました。嬉しかったです。


 猫を飼っている方にいいよって言われたのが特に嬉しかったですね。そこが認めないニャンデレなんてニャンデレじゃないと思うので。


 だから、びびりをなくしてニャンデレフルパワーのおまけも書きました。


 猫って可愛いしぐさがたくさんありますよね。それをあまり書けなかったのが心残りだったので、本気で書きました。


 おかげで、あまり言ってもらえないような感想を頂けたので、満足感が強かったです。


 それもこれも、びびって公開した私へ感想をくれた人たちのおかげです。


 ありがとうございます。



 そして、私はふと気づきました。


 そういや、私、ニッチなものしか書けない人だったなーと。




 ■これと決めたらそれに向けて一直線しかかけない


 物書きの皆さんは、話を書くときどうしていますか?


 同じ世界の話を時代を変え、人を変えて広げるっというやり方もあるでしょうね。


 このカップリングが好きだから書く!というのもあるでしょうし、なんかネタが降ってきたという場合もあるでしょう。


 人気タグを自分なりにアレンジするとかもあるでしょうね。


 私の場合は単純で、ニャンデレー!と思ったらそれを深く掘り下げますし、ヤンデレー!と考えたら、それしか頭にないです。


 雪ー! 腹もふー! もこもこー! せいりゃくけっこーん!


 と、書きたいものをいかに表現するしか考えられなくなってしまいます。


 だから、書き方もバラバラ。統一感がないです。


 ちょっとカッコつけていうと、そこの需要が満たされれば、満足な書き方ですね。


 過去に頂いた感想を流用して表現すると「性癖にドスドスささる」というような書き方です。


 そもそも大衆受けを狙っていない。面ではなく点をとりにいく。


 なので、ポイントが爆発的に伸びるわけないのです。小さい面をとりにいっているのですから。


 ニャンデレを書いて、自分の書き癖に、はたと気づきました。



 ■マイルール


 幸いにも好きと言ってくれる方もいらっしゃるので、開き直って今まで通りでよいのかなと思ってます。


 趣味で書いている以上、好きなものを書くのが一番、楽しいんですよね。


 私が書いたから、ではなく、私の書いた物語の一つが誰かの性癖にドスドスささってくれればよい。


 物語の一つが、誰かの心の琴線に触れられるものを書いていければいいなーと思っています。


 そして、公開前にこれからもびびると思いますが……生暖かい目で見守ってください。こればっかりは直らない性格だと思います。



 今回は、おまけはないです。



 にゃんにゃん(ちゃんちゃん)


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― 新着の感想 ―
[良い点]  にゃんにゃん(ちゃんちゃん)♪が素敵です。  公開の前にビビるというのはありませんが、ホラーとかはご時世的に書かないほうが良いかなと考えてしまいます。  心の葛藤はありますよね
[良い点] ニャンデレは、りすこさまの好きなシチュがたくさん詰まっている感じがしました♡ 楽しんで書かれているのがわかりましたし、なろうさんで書く醍醐味を見たような気がします。 なので、読んでいる側も…
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