乙女ゲーム系小説のヒーローの惚れスピードに慣れない
せっかくリクエストもらったので、今回はヒーローの惚れスピードに慣れない。というお話になります。
オチはないです。
先に言います。オチはないです!
重要なことだと思いますので、二度言いました。よし。
個人的な趣味嗜好、残念な脳内の話になりますので、なろうとは関係ない話がほとんどです。
乙女ゲーム系と思いましたが、よくよく突き詰めて考えると、恋愛もの全般の話かもしれません。ひとまず乙女ゲームという話をベースにします。
■晒すぜ!黒歴史
■小説とゲームの違いに打ちのめされる
■小説のヒーロー視点好き
■ヒーロー視点好きゆえの弊害
■お願い
■マイルール
今回は六本でお送りします。
最後にじゃんけん付きです。
では、さっそく残念な脳内をご覧下さい。
■晒すぜ!黒歴史
慣れないという話をする前に、私のわかかりし頃の黒い歴史の話をします。
私の活動報告にこられる方は、私が朝チュン好きで、筋肉好きで男の上半身のイラストをかいて興奮を煽っている危ない人という認識があると思うので、今さら晒しても問題ないだろうと思っています。ふぅ。
逆にこのエッセイから見た方は、この人、やべぇ……と思ったら、そっとブラウザーを閉じることをオススメます。
よし。客は少なくなったな。
では、黒い歴史を語ります。
私は乙女ゲーマーでした。
今はなろうにはまっているので、やることはほぼありませんが、昔はかなりやりましたね。元々、フリーゲームが好きでNetscape、吉里吉里2、RPGツクール系もよくやりました。好きなフリーゲームおすすめサイトさんから乙女ゲームという存在を知り、そっからはいったくちです。
フリーをプレーしているうちに商業に手を出し、お金を散財したな。懐かしい黒い過去です。ははは。
ゲーム名は言いませんよ。
薄桜~が好きだったなとか言いませんよ?
そうそう。フリーゲームをやっていた時にとあるサークルさんに参加して、乙女ゲームのシナリオも書きました。ルートを考えて、バッドもハッピーもあるシナリオです。結局、未公開に終わりましたが、シナリオだけは書ききりましたね。ちなみにノベル系のゲームで、選択肢を選んでルートが決まるものです。
自分でもゲームを作りたくて、Netscapeでプログラムを組んでゲームを動かす勉強もしていました。懐かしいなー。はっはっはっ(開き直り)
と、いう過去を持つ私が◯◯年を経て、なろうに来たとき、乙女ゲームのタグを見つけた時の興奮はすごかったです。
うっひょー! 乙女ゲームがある! やった!タダでゲームをしている風になれる!(思い込み)
歓喜しました。
しかし、私は甘かった。
まさか黒歴史が足を引っ張るとは思いもよらなかったのです。
■小説とゲームの違いに打ちのめされる
考えてみれば当たり前なのですが、小説とゲームって全然、違いますよね。ですが、乙女ゲームという言葉に踊らされて、すっかりその認識がなかったです。
何本か乙女ゲーム系の話を読んで思ったのは、ヒーローよ、いつヒロインに惚れたんだ?ということです。
あれ? 乙女ゲームって、事件やら戦闘やらシチュエーション系のゲームやって、選択肢でヒーローの好感度を粛々と上げて、五、六時間やりこんでやっと乙女っぽいイベントやら、スチルゲットー!とかなるもんじゃないの?(※ゲームによります)
ヒーローは一目惚れしたの?
最初からあなたが好きだったとか?
それともなんだ?
ヒーローは惚れ薬でも飲んだのか?
いや、おかしいだろ!?
自ら惚れ薬煽るヒーローなんて!( ̄□ ̄;)
じゃあ、なんだ?
このヒロインは無意識に相手を魅了する魔法でも使っていたのか?
ないないない!そりゃないでしょ!
ねぇ、いつ、好感度が上がったんだよ!教えて!( ;∀;)攻略本がほしい!!
とまぁ、黒歴史のせいであさっての方向に思考が巡りましてね。純粋に話を楽しめなかったのです。くっ……これが黒歴史の怖さか。
慣れてきましたが今だに乙女ゲーム系の小説だとドキドキします。変な意味で。
それでも人気のある乙女ゲーム系。
ポイント欲しさに書いたことがあります。
王道の溺愛もの!とか思って、ヒーローの好感度は最初からマックスでね、そりゃあ甘い話を書きました。甘さの加減ができずにR15すれすれでしたけど。
私なりに乙女ゲームってこういうキャラいるよねーとか思いながら書いていました。
うん。無理だった( ・∇・)
黒歴史の根は深かった。
おかげでテンプレとは外れまくった話になりました。
慣れないことはするもんじゃありません。
だけど懲りずに乙女ゲーム系の話を書きました。こんどこそ、王道の溺愛ものに……!
うん。やっぱり、無理だった( ・∇・)
乙女ゲーム系の話と私は相性が悪いと理解できました。2つ完結させて、乙女ゲームに手を出すのはやめようと考えています。
根本的に、なろうの乙女ゲーム世界を理解していないかもしれません。
■ヒーロー視点好き
乙女ゲームから話はずれますが、恋愛小説のヒーロー視点が大好きです。興奮します。
さぁさぁ、ヒロインへの思いを言って頂戴!とテンションはマックス。じれじれしててもよい。葛藤しててもよい。好きを思いっきり語ってくれるのもよい!
いいよね!ヒーロー視点!
にやにやしながら読んでしまいます。
でも、よくよく考えるとこれも黒歴史のせいかもしれません。
私が惚れた理由を知りたがるのは、無意識のうちに好感度フラグをどうやってあげたのか知りたいのかもしれません。
選択肢を選ぶというのは小説ではできないので、ヒーロー視点を見て惚れた理由や過程を楽しみ、ちょっとゲームしている気分に浸る。
恋に苦悶する男の姿に激しく興奮する、という趣向もありますが、根っからのゲーム脳なのかもしれません。全体的に残念な脳ミソです。
■ヒーロー視点好きゆえの弊害
好きということや、自分が納得できないという理由からか、私の書くものはほぼヒーロー視点があると思います。
短編ですらあるしつこさ。
好きって怖い!
ヒーロー視点がないとなんだか落ち着きません。なので、ヒーロー視点を書いているうちに、視点切り替えで物語を進めるくせがついてしまいました。
その結果、サブキャラでもなんであんな行動したの?と考えるようになり、そうなるとサブキャラのバッググラウンドも書きたくなり、文字数がどんどん増え……て……? おや?
……はっ! これか!!
私がシンプルに書けない理由は( ̄□ ̄;)
(※2話目の短編を少し考えてみた参照)
なんということでしょう。
ここで、まさかの解決策が見つかるとは。
ヒーロー視点を書くのをやめれば、もっと文字数が減りそうです。
……やめられるのか?
無理だな(即決)
別の方法を考えます。
というオチがないものでしめます。
■お願い
ヒーロー視点に飢えているのでオススメがあれば教えてください。男の葛藤が好きなんです。
■マイルール
なろうの乙女ゲームを理解してから書きましょう。少なくとももっと読んでから書きましょう。世界を知るために学びましょう。
ヒーロー視点好きなので、これからも書きます。
では、国民的アニメをまねっこして、最後にじゃんけんをします。
じゃーんけーん。
ぽん!
私はパーです。
また次回に!
次は「残酷描写ってなんですか?」という質問系にしてもよいでしょうか。
それとも、感想ベタな話をしましょうか。
ファンアートを送りたい本当の理由とかとか。
あとは、うちのヒーローの愛が重すぎて溺愛に当てはまらないとか。
そこら辺の話ならできそうです。
では、また次回~