短編について、少し考えてみた(後編)
■童話を書いて思ったこと
最近、おなかをモフモフして、イチャイチャする童話を書きました。
これを書いたのはきっかけは、コロナでひきこもりが続き、書籍化作家さんたちが物語で少しでも癒されてほしい、心を和ませてほしいというのをやっているのを見かけたからでした。
素敵な試みだ! しがない物書きの私にも何かできないかなと思ったものです。
ちょうど活動報告で柴犬をかいていて、モフモフ好きが多かったので、じゃあ、腹をひたすらモフモフする話を書こうと思いました。
童話を書こう!と思ったわけではなく、最初は異世界(恋愛)を書いていているつもりでした。
ですが……
みんな疲れてそうだから、軽く読めるものがいい。もう、漢字なんてなくったっていい。ひらがな多め。やらかくするのに、にやにやとかのオノマトペを多用するか。会話の中で情況を説明させて地の文はカット。……となると、会話が連続して見づらいな。王子さま、無言してぇぇぇ!!
と、ごりごり考えながら書いていたら、気づいたら童話になっていました。チーン。
文字数4000いかないでハッピーエンド。やれば、できるものですねー。ははっ……はぁ……
まぁ、小説とはいえないですが、ひとまず童話調のタグを付けて異世界(恋愛)へ投稿。その後、意見を聞いて童話へジャンル変更。
これが予想外に反応がよかったのです。少なくとも十九万書いた連載よりポイントがよかったです……ハゲるしかないです。
本音を言うと、心理描写0。情況描写なんて毛が生えた程度。それでも受け入れてもらえたと感じました。
コメントも予想外にもらいました。
可愛いから、癒されるまで。時には私が思わなかった反応まで。
それを見て、私は思いました。
今まで読者にいかに説明するかばかり考えていたけど、読者に想像させる書き方もあるんだな。と。
今さらかよ、と思われるかもしれませんが、目からウロコの出来事でした。
じゃあ、小説にどう反映させるのか?
それはまだまだ考えていかなければならない所ではあるのですが、シンプルに書きたい私にヒントを与えてくれるような出来事でした。
⑤短編のよいところ
手軽さが何よりよいです。
読者側からすれば、短い時間で読めそうだと思えて、一気読みできる。完結まで待たなくていい。すてきなものです。
筆者側からすれば、ぺたっと一ページに貼ればよいし、連載を持たなくていい良さもある。
なにより、筆者側の魅力はジャンルによって違いがあるかもしれませんが、短編はポイントがつきやすい、反応の早さでしょうか。
私の主観では、短編はブックマークは伸びないけど、評価ポイントがつきやすいと思っています。
ブックマーク伸びないのは、しおりに使う必要がないからでしょうね。もちろん、全ての方が評価ポイントを入れるとは限らないので、伸びはまちまちだと思います。好きか嫌いかもありますし。
さてさて。短編が評価ポイントがつきやすいことをもうちょっと考えてみました。
今は評価ポイントが、ページ下部につき、★マークになって手軽なものになっていますが、昔は最後のページまでいかないと評価ポイントはつけられませんでした。
連載中は、ポイントの増減はブックマークポイント(2ポイント)の増加と、最新話で評価ポイントをしてくれた方のみ。
100話まであったら、100ページまで読む必要があり、評価ポイントをつけるページまで長い道のりがあります。
その点、短編だと一ページですむのでページの離脱率は0です。
離脱率とは、1ページから2ページへいく時、何人が残ってくれたかを測る指標です(間違っていたらコメントください……)
読み終わって下部にいくと、評価ポイントをつける欄がある。評価ポイントをつけることに慣れた方ならポチっと☆を押す。★五つなら10ポイント。ブックマーク5つ分のポイントが入ります。
評価ポイントを入れるだけで一人の読者が、二人や三人や四人や五人の読者と同じになる。すごい!ありがとう!と言いたい!(≧▽≦)
ポイントがつけばモチベーションも上がります。
読者側からすると、好きで書いているんじゃないの? 評価なんて大事?と思われるかもしれませんが、評価ポイントをつけてもらえるって、すごいことなんですよぉぉぉぉ!と、全力で叫びます。
ここは次回、お話しするとして、短編の話に戻ります。
さてさて。
コメントでお怒りの声も大きかったプロローグ短編について。
私は平和にいきたいので、誰かを攻撃したくはないです。という前提でお読みください。
プロローグ投稿。それもありだなと思ってます。なろうという読者が集まる宇宙の中を試しに投稿してみる。
ビッグバンが起こるか、漂う石になるかはやってみないと分からないと思います。
それを指標に連載をする。
筆者側からすれば、ポイントがつけば、連載をしてみようと後押しになると思います。
なので、プロローグ投稿はありです。
しかし、それが勇気になればよいのですが、期待に答えなきゃ!という焦りになると話は違います。
私は普段、活動報告でお話をしている方でないとプレッシャーになるのでは?と思って、続きを!とは言えません。
しかも、できれば読みたいです(*´꒳`*)
というチラチラ感。
いやらしいですね。本音が丸見えです。
話がずれたので元に戻りましょう。
残念ながら短編で、ビッグバンは起こしたことがないので、これは想像するしかないのですが……ランキングのトップ5にのって、まだランキングを漂っている間に連載を開始する。それは読者が離れないで好スタートを切れると思います。
プロットとストックがあるならまだしも、あまりない状態でやると、後々、しんどくなってしまいがちです。
私も短編投稿して、世界観をつっこまれ、長編書いてエタりかけました。うん。よく分かる……あれは、苦行だった……読みたいと言われなきゃ完結できなかったと思います。
しかも、今も一本、もれなくエタっていて検索除外にしています。すみません。せこいです。胸が痛い。
そんな、せこい私がエタるななんて言えないわけで。慌てず焦らずやってほしいものです。うん……私も頑張ろう……
そして、できればプロローグとタグに入れてほしいです。それだけで、ムキー!となる読者は少なくなるはず。
あらすじで興奮して冒険にでてなぁぁぁぁい!とかなったときの衝撃はすごいです。震えます。
そして、完結短編を書いている方はアピールをもっとしてもいいと、思っています。
相手を変えるより、自分ができることをする方が平和です。何よりすぐできるのがいい!
ハッピーエンドとつけるのもいいですし、ハッピーエンドまでいかないものは、完結短編なんてタグもよいかもしれません。
(試しに完結短編で検索したら、29とかしかでてこなかった……センスがない。何かいいのがあれば教えてください……)
なんか長くなりましたね。
お茶でも飲みたくなります。
ここら辺でしめましょうか。
■私が思う短編と書いていきたい短篇
色々とあっていい。
ハッピーエンドじゃなくても、バッドエンドでも、コメディにふっても、余韻が残るものでも、ショート・ショートでもなんでもありだ。お試しだっていい。
短編の世界は奥深い。
なので、短編という言葉にこだわらず、色々とあるものを純粋に楽しめばよいと思っています。
短編は手軽です。
その手軽さが、読者と筆者の距離感をつめてくれる良いツールだと思います。
私はシンプルに書きたいという目標があるので起承転結をぎゅっとね、こうぎゅぎゅっと、つめたものを模索していきます。
コメントを色々とありがとうございます。
私の中で短編へのモヤモヤは解消されました。ありがとうございます。
次は、評価ポイントの「評価」という言葉に慣れない……という話になります。
またこの手の話です。
ずっとモヤモヤしていたので、書いてすっきりしたいと思います。
また、どんな風にエッセイを書いていくかも決まっていないので、次も疑問→考えてみたになるかもしれませんし、呟きで終わるかもしれません。
ゆるくやっていきますので、お付き合いいただける方はお付き合いください(*ᴗˬᴗ)⁾⁾ペコ




