みんなの100作目
川里隼生小説100作記念
100作達成おめでとうございます。1作目『アンメディアリテラシーファミリー』の本田友哉です。あの作品は、川里が何かを吐き出したいという中二病みたいな感情から生まれました。改行時の段落すらなく、非常に読みにくかったと思います。思えば、全ての始まりは2014年のサッカーW杯でした。開催国がブラジルではなくスイスなのは、皆さんの世界と、この世界が別の世界であることを示すためのものです。……あれから4年半経った2019年。サッカー日本代表は変わりました。ユニフォームも、監督も、選手も。でも、サポーターの声援だけは変わっていないと感じています。あのとき、僕が渋谷ですれ違ったサムライブルーの人々。もしかしたら、テレビの扇動に浮かれていただけの人もいたかもしれないけど、それでも、始まりの理由はどうであれ、サッカーという形で世界がひとつになれるとしたら、素晴らしいことだと思います。僕の出番は今後もう無いと思いますが、これからも川里隼生をよろしくお願いします。
川里隼生作品100作達成おめでとうございます。横浜国際テレビの佐藤雅二と申します。2015年10月、アイドルグループ『moon』との出会いから、私たちの物語は始まりました。尤も作中の日付は2010年11月ですけれども。ともかく、そこから私たちは東日本大震災を乗り越え、メンバーと共に成長して行きました。全13話の1期を終え、2016年4月には2期も連載させていただけました。最近は多忙とアイディア不足により連載どころかメンバーが出演することもありませんが、私個人としては3期も諦めていませんよ? 本間さんの妹さんは漫才コンビのフクフクとして活躍が目立ってきています。ぜひ今後もフクフクへの応援を、そして川里隼生の小説へのご愛顧を、どうぞよろしくお願い申し上げます。
『春と沙羅』シリーズの智花です。苗字はまだありません。川里さんが100作目を作るということで、お祝いの手紙を送ります。『春と沙羅』は2016年3月の『さいおー!』から始まった作品集で、私と友達のさっちゃんなっちゃんのお話です。名前の由来は宮沢賢治の詩集『春と修羅』です。ところで、さっちゃんやなっちゃんはそれぞれメインの作品があるのに、私だけ無いんですよね。……陳情ですよ、陳情! さっちゃんの『rain』とか、なっちゃんの『雨降りの好きな夏美』みたいないい話を私もしたい! 私主人公の話を書いてもらえるように、これからも川里さんの作品をよろしくお願いします!
やあ。玻璃歩美だよ。僕たちの物語が100個になったみたいだね。みんなのおかげだよ。怖い話を100回すると良くないことが起きるというけど、僕たちの物語100個を全部読んだらどうなってしまうんだろう? ふふっ、まさか誰も全部は読まないだろうね。話を変えるけど、僕たちの世界は全て繋がっているんだ。何かの作品で主人公だった人が別の作品の脇役として出ることがある。僕も、初登場は2016年6月の『宝石で彩られた本棚』という作品の脇役として、だったんだ。そのあとの『殺人事件は解決した後が一番難しい』から『玻璃一族』シリーズが始まって、2017年1月投稿の『一月の桜』で初めて主役をもらえたんだ。やっぱり嬉しかったね。しかも地の文は僕の一人称で、思ったことをそのまま描けた。これからも、僕たちの世界は広がっていく。色々な人が出てくるよ。見ていてね。
ダンデリーグ・フットウィング所属、ポジションはピヴォの実塚美兎です。川里隼生作品100作達成おめでとうございます。私の背番号も100なんですけど、運命を感じますよね。川里作品には度々スポーツが題材として取り上げられてきました。その集大成とも言えるのが2017年に開催された『数字だけのサッカー大会』です。この実績を踏まえ、プロリーグとして発展させたのが私たちのダンデリーグです。これまでの小説と違い、人間模様よりも試合結果にウェイトを置いています。試合結果には私たち以外誰の意思も介入していません。私たちはこれからも私たち自身でボールを追い続けます。私たちダンデリーグと、そして川里隼生作品を、これからもよろしくお願いします。
川里隼生です。いつも読んでいただいてありがとうございます。この小説で100作達成しました。これからもよろしくお願いします。