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歓迎会の始まり
ドクターとマスターにより作戦会議室の机の上に次々と料理と飲み物が並べられていった。
「歓迎会の料理は俺とドクターで用意したんだ! 君の口に合うといいのだが」
並べられた料理はサラダ、サンドイッチ、パスタ、ピザ、唐揚げなどが大皿に盛られていた。
「すごく美味しそうです。あ、さっきのアルバイトの件なんですけど……私ひとり暮らしを始めたばかりでまだまだ料理とか出来なくて……なので料理も教えてもらえれば嬉しいなと思いまして」
「おう! 俺でよければ教えよう!」
「ありがとうございます」
「あら。話は聞かせてもらったわよん。料理ならアタシも教えられるから頼ってくれればいいのよ。まぁそれはさておき……さぁ歓迎会の準備が出来たわ」
料理や飲み物の準備が完了すると総統が立ち上がった。
「うむ……話が少々長くなってしまったが山田さんの歓迎会を開始する! 皆の者、グラスに各々飲み物は用意できたか! それでは乾杯じゃ!」
総統の乾杯の声と共にメンバー全員で乾杯をし私の歓迎会は始まった。そしてこの時から私の魔法少女として世界征服の始まりとなるのでした。