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魔法少女と進める世界征服  作者: 北斗拳士郎
三章 復讐のローレライ
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美咲さんとの待ち合わせ

 今回、美咲さんに待ち合わせの場所として指定されたのは桜海港にあるショッピングモール横の広場だった。美咲さんは既にその場所にいるそうだ。

 ……ん? この場所って確か、以前に光とナンパ男に絡まれた場所だったような気がする。さすがにまたあいつらと会うことにはならないよね?


 現在は午前中。自宅にいた私は外出するための準備をする。部屋着のジャージから少しずつ着慣れた白いワンピースへと着替え、髪は光から貰った赤いリボンでいつものツーサイドアップへと整える。

 初めはこのリボンにも抵抗があったが、せっかく光から貰ったものなので休日だけでなく普段から使い続けている。そのおかげなのか現在はリボンへの抵抗は完全になくなっていた。

 準備を終えた私は自分の姿を鏡で確認する。


 ……髪、大分伸びたなぁ。

 今の私の姿を見て、この計画を本格的に開始してからまだ三か月程しか経っていないことに自分自身が一番驚いている。

 以前の私は目つきも言葉遣いも悪かったし、人前で笑うようなこともなかった。服装は可愛い服なんてとても着ることができなかったので、せめて髪だけでもと思いショートボブくらいの長さにはしていた。

 そしてこの計画を思いついてからは髪を伸ばし続け、今では毛先が鎖骨あたりに届くくらいの長さになっている。


「過去の私しか知らない人が今の私を見ても同じ人物だとは思わないだろうなぁ」


 私は過去と現在の自分の姿を比較して苦笑いをすると、美咲さんとの待ち合わせのために家から出た。


 アパートの駐輪場に止めてあった自分の自転車に乗って繁華街の駅へと向かい、電車に乗って桜海港駅を目指す。


 そう言えば、港側に来るのは光と一緒だった時以来だ。普段の買い物は家から近い繁華街で十分だし、通学は途中の駅で降りるので港側まで来るような用事は今のところなかった。

 この前はショッピングモール以外の場所も探索をしたかったのだが、ナンパ男たちに絡まれたせいで結局出来ずに終わってしまっていた。

 ……今度はみんなと一緒に来てみたいな。その時はいろいろな場所に行ったりしてみよう。


 私はその時のことを考えながら電車の窓から外の景色を眺めていると、やがて目的の桜海港駅へと到着した。

 電車から降り、以前に来た時と全く同じルートを通りショッピングモールと直結している駅の改札口まで歩く。改札口を出てショッピングモールの中へと入り、美咲さんと待ち合わせをした広場へと私は真っ直ぐに目指した。


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