表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法少女と進める世界征服  作者: 北斗拳士郎
二章 秘密結社 鋼鉄の心臓(アイアンハート)
31/70

魔法少女強化特訓

 魔法少女特訓を始めるため、私たちは作戦会議室から出て以前に私とドクターが魔法少女の契約を行った多目的ルームへと移動した。


「うふ。それじゃあ早速だけれど山田ちゃん強化作戦始めるわよん」


 部屋の中に入るとドクターは乗り気だった。鋼鉄の心臓(アイアンハート)のイケメン幹部との戦いを邪魔されないために私を利用する気だということがよくわかる。


「うふふ。マスターとの格闘訓練は後にしてまずはアタシが基本的な魔法を山田ちゃんに教えてあげるわよん。さあ山田ちゃん、魔法少女の姿に変身するのよ」


 ドクターに変身するように言われた私は魔法の杖を構え、自身が変身する姿を強くイメージする……そして変身する思いを強く手にした杖へと気持ちを込める!


「――それではいきます!」


 変身魔法を発動させると杖は大鎌の形状へと変化し、私は大鎌から発した眩い光に包まれると白い魔法少女の服、髪も伸び、リボンで可愛いらしく装飾された帽子をかぶった姿へと変身した。


「変身できました」


「ほう! 俺は山田さんの魔法少女姿を初めて見たが似合っているじゃないか!」


「あらあら。山田ちゃん、もう変身魔法には慣れてきたのかしらん」


 本当は一人で自分の部屋にいる時は魔法少女へと変身する練習をしていたのは秘密である。しかしドクターは私の方を見て何やら少しニヤニヤしているようにも見える。え? さすがにそこまではバレてないよね……?


「はぁ……いつも思うけれども、アタシと契約したのが山田ちゃんじゃなくて男の娘だったら良かったわよん」


「はいはい、契約したのが私ですみませんでしたねー」


 先程までニヤついていたかと思うとまた魔法男の娘の話題を出し、あからさまにガッカリするような表情を見せるドクターを私は軽くあしらう。


「うふ。まあいいわ。まだまだアタシの魔法男の娘計画は潰えていないもの。それはさておき、さっきも言ったようにアタシの魔法講座から始めるわよん。それじゃあ山田ちゃん、あなたが使える魔法は何だったのか覚えているかしら?」


「雷の魔法ですよね」


「うふふ。正解よん。でもそれだけじゃなかったはずだけど、他はわかるかしら?」


 私が使えるのは魔法の世界にある雷の国の王子様だと言うドクターとの契約による雷を扱う魔法である。それ以外にも使える魔法は確か……杖に込められた変身による身体能力を強化する魔法。杖を今私が持っている大鎌の形状へと変化させる魔法。それともう一つ、契約に使った魔石を通じて私とドクターの間でだけ行える通信魔法だ。私はそのことを思い出し、ドクターの問いに答えた。


「うふ。その通りよん。それじゃあ今からアタシが基本となる魔法の使い方を山田ちゃんに叩き込むわ。それが終わったら三日で山田ちゃんが魔法少女として戦えるように、アタシとマスターがみっちり訓練してあげるわねん」


「……お手柔らかにお願いします。そう言えばドクターはともかく、生身のマスターに魔法使っても大丈夫なんです?」


「それなら気にする必要はない! 過去のことだが改造手術で俺も身体能力を強化されている改造人間だからな!」


 マスターは体格は確かにいい方ではあるが、普通の人間だと思っていた私は驚いた。改造手術と聞いてドクターが関わっているのではないかと思い私は彼を見た。


「あらあら。改造手術はアタシがしたんじゃないわよん。確かにアタシ好みの男ならいろいろとしたい気持ちはあるけれどねん。まあこの件については気にはなるでしょうけどまた今度にしましょう」


 その後、私はドクターから魔法の基礎を一日中教えられた。それが終わると次はドクターとは魔法を、マスターとは身体強化魔法による実戦を想定した戦闘訓練をドクターが言ったようにみっちりと行われたのであった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ