表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法少女と進める世界征服  作者: 北斗拳士郎
二章 秘密結社 鋼鉄の心臓(アイアンハート)
23/70

作戦会議

(……ちゃん、起きて)


「……ん?」


 繁華街から帰宅した翌日の朝、まだ寝ていた私は自分を呼ぶ声が聞こえた気がして目を覚ました。


「あれ……? んー……誰かに呼ばれたような気がしたけれど、夢だったのかなぁ」


(山田ちゃん、起きて)


「え!? ドクターの声が聞こえる……?」


(あら? やっと起きたのかしらん? もう、山田ちゃんはお寝坊さんなんだから)


 ドクターの声は聞こえるけれど、どこにも姿が見えず寝起きなこともあり私は何が起きているのか理解をすることが出来なかった。


(うふ。今、アタシはね。山田ちゃんの脳内に直接語りかけているのよん。だからどんなに探しても近くにアタシはいないから姿が見えないのが正解よん)


「直接脳内にって……これ何か変な悪影響とか後々に出たりしませんよね……?」


(あらやだ失礼しちゃうわね! アタシのことを有害みたいに思わないでちょうだい!)


「はいはい、すみません」


(まぁいいわ。これはアタシとの契約に使った魔石があるでしょう? その魔石に込められた魔力を通じてこういった通信も可能なのよん。って、説明してなかったかしら?)


「していませんね」


(あらやだアタシったら。ごめんなさいねん)


「それでこうやって直接話しかけてくるということは何か用があるのですか?」


(えぇ。その通りよん。打倒鋼鉄の心臓(アイアンハート)に向けた情報の報告や作戦会議を始めたいから準備が出来たらアタシの部屋に来てねん)


「あれ……? ここ最近、特に活動とかしていなかったような気がしますが情報の報告とかあるんです?」


(うふふ。山田ちゃんには特に何も言っていなかっただけであって、アタシたちは色々とやっていたのよん。まぁその辺はアジトでね)


「……わかりました。それでは準備が出来たらそっちへ行きますね」


(うふ。待ってるわん)


 私が魔法少女の契約を行った魔石を通じたドクターとの通信を終えると、着替えなどの準備をし、アジトへと行くためにドクターの部屋へ向かった。ドクターの部屋の扉の前へ行き、呼び鈴を鳴らすとドクターはすぐに扉を開けてくれた。


「うふふ。山田ちゃんいらっしゃい。それじゃあ早速だけれど、アジトへ行くわよん」


 ドクターはいつもの調子で部屋の仕掛けを作動させ、部屋をアジトへと下降させていった。


「そういえば一つ気になっていたんですけれど、アジトへの入り口ってここからしか行けないのですか?」


「いえ、そんなことはないわ。総統の部屋からも行けるようになっているのよん」


「あ、だからいつも先に管理人さんはアジトにいるんですね」


「うふ。まぁそろそろ着くわよん。みんなは先に作戦会議室で待ってるわ」


 ドクターと話をしているうちに部屋の下降は止まり、アジトの入り口に着いた。私とドクターはアジトへと入り、作戦会議室まで歩いていった。作戦会議室へ来るのは私がこの眠れる獅子のメンバーとなり歓迎会をしてくれた時以来だ。あの時からそれ程、時間は経っていないが少し久しぶりのような気がしていた。


「さぁ着いたわよん」


 私たちは作戦会議室の前に立ち止まり、獅子の横顔が彫刻された扉を開け部屋の中へと入った。部屋の中は以前と同じで中央に長机があり、その周りに幾つかの椅子が置かれていた。その椅子には白い軍服を着た管理人さんこと秘密結社眠れる獅子の総統。黒い軍服ワンピースを着たエリーちゃんこと参謀。情報収集兼戦闘員の喫茶店で見かけた服装の空木さんことマスター。それと初めて見かけるロボットがそこに座っていた。


「え? 何このロボット」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ