第3話 始まりの町
妖精トアに飛ばされて俺は今始まりの町アロニアに来ている。ここはゲームで言うとこの第一層的なところだ。ひとまず俺はクエスト案内人の所に言った。
「すいませーん、なにかクエスト受けたいんてすげど。」
すると奥からクエスト案内人ルーリアが出てきた。この人はオカマらしい。
「なんですか~あら、新しい冒険者さんね。いいからだしてるじゃないあなた。」
オカマだと言うのは本当らしい。少し気持ち悪い気がする。現実にもこんな奴いた気がする。夢の中だから出てきたのだろう。
「あ、あの初心者でも出来る簡単なクエスト教えて下さい。」
「それならこれね。」
内容を見てみると・・・・・・。
ゴブリン狩りだった、確かに初心者には楽そうだ。遊び人の技といえば・・・・・・。
モンスターを笑わせて麻痺させる技はlaugh
paralysisしか無いけど勝てのか・・・・・・。
「勝てますか、駆け出しの俺でも?」
「勝てるわよーあんなのザコよザコ」
あーなんかルーリアさんの言い方ムカつくが一度やって見るか。
「くらえ俺のこの世界最強の技laugh
paralysisを」
ゴブリン達を倒した・・・・・・。くそ弱かった。
なんと一発殴って終了だ。敵弱すぎでしょ、これでお金が手に入るぐへへへへへ。
「あのーゴブリン狩って来ました。」
「あら~もう終わったの早いわね~。」
この人やはりなんかムカつくそんな事よりいくらよもらえるかな。
「報酬は2ゴールドね~。」
「え?もう一度お願いします〜。」
「だから2ゴールドですよーん。」
ま、マジか2ゴールドか・・・・・・。
少ない・・・・・・。気を取り直して次のクエストに行くとするかー。
「次のクエストなんか無いですか?」
「あるわよ~次はこれよ!」
えーとなになにゴッド野神を助けよ!
え、ゴッドて・・・・・・神助けるの!!
神か・・・・・・よし助けに行こう。こうして俺はゴッド野神を助けに行くことになったのだった。そして今の俺にはあんなことになるなんて思ってもいなかった・・・・・・。