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梟の月 2日 望月 望、サラ・クニークルス
梟の月 2日 望月 望
久しぶりに、ブログをUPする。
これを見ている人は果たしているんだろうか?
この世界は本当に不思議だ。
精霊やら妖精なんかがいるらしい。
この世界でのオレの職業が決定した。
それはずばり魔法使いだ。
ゲームの中じゃ補助役扱いだが、オレが本気を出せばすごいことになるはずだ。
サラもオレを尊敬の目で見ている。
この世界を救うのはオレしかいない!
天はこのオレにいったい何をさせようというのか・・・
梟の月 2日 サラ・クニークル
師匠。むしゃくしゃしているので手紙を書きます。
この胸の奥のイライラの原因はあの男です!
あの男は、文字も読めないくせに、何の修行もしないまま精霊言語を使わずに魔法を使いました!
もう、今までの常識が吹っ飛んでしまいましたよ。
でも、あの男の得意げな顔を見ているとなんだかとってもイライラするのです。理不尽です。不条理です。
私は負けません。きっと何かの仕掛けがあるはずです。そのトリックを暴いて、私はあの男を見返してやるのです!