入学
人物名なども出していきます。
「マホウツカイ?」
「そう、杖振り回してなんか出したり変な薬作ったりするアレだ。」
そんな事してんの?
「まあ興味はありますけど」
「それなら良かった。そう言えば名前聞いてなかったな 俺の名前は望月満、よろしく。」
「あ、佐藤零です。」
「そっか、よし、善は急げ。校長に会いに行こう。」
と言うと、またキューブをいじりだした。
「あ、酔うかもだから気をつけてね。」
「それはもう分かってますy」
校長室にて
「ふぅ、いい天気じゃのう。」
凄まじい音と共に天井が崩れる。
「痛ってー、あ、校長!良かった〜」
「なんじゃ、また貴様か。来る時は歩いてこいと言ったはずじゃが。」
「それよりも、一ついいですか。1人魔法使いの素質のある者を見つけたんですよ。「そのぐったりとしている者かの。」ゑ。」
「まったく、それでも教師か。」
そう言うと、校長先生?は杖を振った。
すると、酔いで吐きそうだったのが嘘の様に、
元気になってきた。
「気分はどうかの。」
「最っ高です。ありがとうございます。」
「体調を良くする魔法じゃ。
そうじゃ、魔法使いのランクについては聞いているかの?」
「そう言えばランクとかボタンとか言ってました。」
「そうじゃ。まずは下から、」
『緊急事態 緊急事態黄金以上の者は応戦して下さい。』
「おお、丁度いいのう。この黄金と言うのが上から3つ目のランクじゃ。」
「そんな事言ってる場合じゃないですよ。早く逃げないと。」
ヤバいヤバいなんかキモいのがうじゃうじゃ空を飛んでるって
「大丈夫じゃよ ほれ行ってきなされ。」
「ヘイヘイ、また変なのが入ってきたんでしょ。
さっさと終わらせてきますよ。」
すると、望月さんが光り輝いたかと思うと、外に瞬間移動していた。
光魔法 三稜鏡
杖の先から七色の光が放たれ、怪物がチリと化す。
「えっ、なんで外に、てかなんじゃありゃ。」
何かよく分からん光線ぶっ放してるんですけどぉ。
「ハッハッハ、大丈夫と言ったじゃろ。ちなみに望月君は黄金の上の金剛じゃ。」
「ちなみにどのくらい凄いんですか。」
「ええっと、確か」
「上位10人くらいかなぁ~」
「び びっくりしたぁ。」
「どう、凄いでしょ!」
そうじゃなくてアンタが真後ろに居ることに
驚いてんだよ。
「そう言えば魔法学校に入学する事は前向きに考えてくれた?」
「何の事ですか。」
「アレ 言ってなかったっけ。」
「聞いてないです。」
「まったく君と言う人は···」
校長先生は深いため息を付きながら、
頭を抱えていた。
「そう言えば親御さんにも許可貰わないとね。」
「取り敢えず何が何だか分からないので説明してくれませんか。」
ここからは2人に説明してもらった事をまとめたいと思う。
まず、魔法使いのランクは5つあり、魔法学校に入学した時点では一般、そして順に
青銅白銀黄金金剛
となるらしい。
紛らわしいと思うのは僕だけだろうか。
1時間後
「いやぁ、あんなにあっさり許可貰えるとは思わなかったよ。」
「家の親オカルト結構好きなんですよね。」
それにしてもあっさり信じすぎだと思う。
「よしそれじゃあ特訓を始めますか。」
「何のことですか。」
「ああ、基本は魔法使いって教育初等部からだから
その分を4月までの数カ月で詰め込もうと思って。」
鬼畜かよこの人
そこからの特訓は地獄だった。杖の振り方から魔法陣の出し方まで、魔法使いなら当たり前に出来る事を当たり前に出来るまでするだけだった。
4月 桜の花が散るころ、僕は魔法学校に入学する事になる。
人物紹介
佐藤零 この物語の主人公。何故か魔力を持った少年
ランク 無し
望月満 天才と呼ばれた魔法使い。魔法学校の教師
ランク 金剛