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激レア種族に転生してみた(笑)  作者: 小桃
異世界転生 出会い編
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閑話 ミネバの誓い

 私は、ヴェガ魔法学園ユーザニア校舎へ入学した。


 私は3属性の魔法を扱える稀な存在らしい。学園では魔法実践学科を専攻し将来は魔導士となることを目指して、学業に励もうと思っていたの。


 普通の貴族令嬢であれば、魔法実践学科ではなく魔法理論学科を専攻する。理由は実践学科では戦闘や討伐の実践が行われ危険を伴うから。男なら多少の傷が付いても箔が付いたなどと言われるが、女の場合は傷がつけば良縁に恵まれなくなるので避けるの。


 しかし、ユーザニアまで護衛をしてくれたアリスとの出会いで、貴族として生きることへの息苦しさ感じるようになってしまったの。これまで当たり前だと思っていた貴族としての振る舞いが、アリスの自由奔放な生き方を見ていると、とても楽しそうで羨ましく思うようになってしまったの。


 そんな私もヴェガ魔法学園に入学をしてから1年が経過すると、学園外で活動をするようになり、冒険者ギルドで冒険者の登録が可能になるの。学園外の活動でダンジョンへ行く時は、先輩冒険者に臨時パーティーの依頼を出せるようになり、こちらから出した依頼を受諾してもらえれば、先輩冒険者と一緒に活動が出来るようになる。そう、先輩冒険者であるアリスと冒険をする事が可能になるということ。


 私は直ぐにお父様に連絡をして、アリスが臨時パーティーの依頼を受諾したらという条件で、冒険者活動をすることを認めて欲しいとお願いすると、お父様が了承をしてくれた。そのことをアリスのに伝えると、私の休日に合わせてダンジョンへ行くという約束をしてくれた。

 

 そして1年が経ちアリスとダンジョンへ行くようになった。最初は1〜5階層の低層でダンジョンに慣れるため、アリスとその従者や守衛達と一緒に攻略をしていたけど、半年ほどダンジョンへ通い続ける頃には、アリスと嘆きの地下迷宮の15階層や、鬼の塔の20階層まで進める力が身に付いていた。


 アリスとのダンジョン攻略では守られるのではなく、大怪我をしない程度にサポートをする形なので、私の力量が足りければダンジョンの先へ進むことはでず、進むことができた時は心の底から喜べた。


 アリスと一緒にいる時は心が満たされる。それは貴族のミネバではなく、ただのミネバだと感じることができるからだ。


 私はヴェガ魔法学園を卒業したら、貴族から離籍して平民になろうと思っている。そしてアリスの下で、いいえアリス様の下で働きたいと思っているの。今は学園での学業を頑張って、将来の目標に向かって努力するのよ!


この作品を読んで【なかなか面白い】【続きを読みたい】と思われた読者様へのお願い。


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ミネバ、新しい信者(貴族枠)になりましたね
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