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激レア種族に転生してみた(笑)  作者: 小桃
異世界転生 出会い編
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第64話 奴隷商へ向かう

ユーザニアの屋敷で働くメイドを求めて奴隷商へ向かうアリス。良い人材は見つかるのかな?

 ユーザニア市にある拠点へ戻ってきたけど、ゆっくりと休む前に問題があったの。竜種の襲来があったので拠点のリフォームを全くしてなかったの。どうしようかと悩んでいると、ゼシカが最優先するべき内容を伝えてきた。


「アリス様のお部屋とお風呂のリフォームをして、残りは明日でよろしいかと思います」

「じゃあ、間取りだけ決めて私の部屋とお風呂を〘万物創成〙で作っちゃうね」


 4人で話し合って決めた間取りは、私の部屋は70㎡で、従者3人の部屋はそれぞれが35㎡に、あとはサロンは70㎡でお風呂は35㎡で決まったの。


 そして私の部屋を〘万物創成〙で部屋を仕上げていくと、ゼシカとアナが色々と意見を言ってきたので、全てを意見を取り入れたらかなり豪華な部屋になった。続いてお風呂の方は地下水脈から水を引き上げて、火竜(フレイムドレイク)の竜核を使って温めることで、源泉かけ流し温泉みたいなお風呂を作ったところで、今日のリフォーム作業は終了したの。


 リフォーム作業が終わったので、その日の疲れを癒すために、全員でお風呂へと向かって湯浴みをすることにした。


「ふぁ〜、疲れた後の湯浴みは最高だね!」

「アリス様、リフォームお疲れ様です。我々は見てるだけで申し訳ございませんでした」

「アナ、そんな気遣いは無用だよ! 私にしかできないことなんだから当然じゃない」

「アリス様ってできないことなんてないから、本当に凄い方なんですね」

「リューネ、アリス様に不可能なんてことは無いのですよ!」


 ゼシカは突然立ち上がると『ビシッ』と両手を腰に当てながら自慢気に応えた。


「ゼシカは、私の評価を高く言い過ぎだよ。明日はあなた達の部屋とサロンを仕上げたあとは、奴隷商へ向かってメイドを探すから早く休むよ」

「「かしこまりました」」


 湯浴みを終えた私達は、取り敢えず私の部屋へ戻って就寝する。部屋の空いたスペースに妖精の天幕(フェアリーテント)を出して3人は中で、私はふかふかのベッドで寝たの。


 私は就寝する前、並列思考(セラフィム)へ3人の部屋とサロンやキッチンのデザイン、家の維持に必要な人員の数、周辺警備に必要な警備員の人の数などを、シエル様の加護で得た多重演算を使って考えるように指示したの。


 翌朝、ゼシカとリューネが朝食を用意してくれたので、食事を済ませたあとは3人の部屋を仕上げた。次に並列思考(セラフィム)が考案した豪華なサロンに厨房施設、食料の貯蔵庫やメイドと守衛の部屋などを万物創成してリフォームは全て完了した。


 リフォームが終わってからは、奴隷商へ向かって拠点の維持に必要な人員を揃える。


 まぁ、手っ取り早く奴隷を買う訳なんだけど、直ぐに【奴隷契約】の奴隷刻印紋を解印して【主従契約】の主従刻印紋へと変更する予定なの。必要な人員の数は並列思考(セラフィム)の算出により、メイド長が1人、ハウスメイドが4人、キッチンメイドが3人、守衛が4人の合計12人が必要とのことだった。 


 ユーザニア市には奴隷商が2軒あって、今日は両方の奴隷商へ出向いて奴隷を紹介してもらう予定なの。良い人材が見当たらなければ奴隷は諦めて、職業案内所で紹介してもらうつもりだけど、従者の3人が【主従契約】を望まない者を雇用するのは絶対に反対だと言うので、奴隷商で揃えたいのが本音なんだよね。


 そんな訳で、1軒目の奴隷商となる【バートン奴隷商】に着いたので、すぐに商会長に取り次いでもらったのだった。

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