第46話 護衛依頼の受諾
護衛クエストまで時間があったので、暇つぶしに討伐クエストを受けるのですが、その魔物とは?
私はアネモネ様から神託を受けて、七神女神様達から加護を頂くことになったので、ユーザニア市にある大聖堂を訪れる必要があるの。
ユーザニア市へ向かう護衛クエストがあるかも知れないので、私達はポロ村にある拠点へ転移して、そこから冒険者ギルドを目指したの。
クエストを探すこと以外にも、アナの冒険者登録がまだだったので、アナの冒険者登録をしてギルドカードを発行してあと、ユーザニア市へと向う護衛クエストを探して、良いクエストがあれば受けようと思ってるの。
拠点から冒険者ギルドへは歩いて向かい、ギルドの建物へ入って受付カウンターの前に立ち、受付嬢さんへ声をかけた。
「すみません、私の連れを冒険者登録したいので、手続きを願いします」
「はい、お隣の方でいいのかな? こちらの用紙への記入と水晶に手を乗せてもらえますか」
私が代筆で用紙に記入してる間に、アナは水晶に手を乗せてステータスを確認する。私が記入した用紙を提出すると、受付嬢は用紙と表示されたステータスを確認する。
「はい、用紙に不備はありません。ステータス内容と申請された職業をギルドカードへ登録させて頂きますね。後は、光の絆へのパーティー登録も一緒に済ませますか?」
「はい、一緒に登録をお願いします」
受付嬢とのテンプレ会話が終わって、アナが手を乗せていた水晶の光が消えると、ステータスがギルドカードへ登録された。
【アナスタシア 7歳】Rank F
【光の絆】Rank E
【種族】半吸血鬼 Lv11
【職業】魔術師
【HP】35
【MP】60
【筋力】30
【防御】30
【魔力】65
【敏捷】45
【知力】30
【運気】15
〘吸血術Lv1〙
《火魔術Lv2》《土魔術Lv2》
《細剣術Lv2》《短剣術Lv1》
「こちらがギルドカードになりますが、ギルド規約等の説明は必要ですか?」
「いえ、こちらで伝えてますので大丈夫です」
「お2人のギルドカードも更新されますか?」
「はい、せっかくなのでお願いします」
私とゼシカのギルドカードを提出してから、水晶に手を乗せて更新手続きをしてもらう。
【ゼーラシュカ 9歳 】 RankE
【光の絆】Rank E
【種族】ハーフエルフ Lv20
【職業】狩人
【HP】65
【MP】100
【筋力】50
【防御】45
【魔力】90
【敏捷】60
【知力】45
【運気】15
《風魔術Lv4》《水魔術Lv3》
《弓術Lv3》《短剣術Lv3》
【アリス.フェリシア 7歳】Rank E
【光の絆】Rank E
【種族】人族 Lv20
【職業】魔闘師
【HP】50
【MP】150
【筋力】60
【防御】45
【魔力】170
【敏捷】80
【知力】60
【運気】15
《武術Lv7》《火魔法Lv7》
「ギルドカードを更新しました。お2人とも冒険者ランクがRank Eにランクアップしました。おめでとうございます」
「ありがとうございます」
受付嬢からギルドカードを渡されてギルドカードの更新は終わると、次は掲示板へ向かってユーザニアへ向かう護衛クエストがないか確認する。3人で掲示板を見ていると、ゼシカが依頼書に指を当てて声をあげた。
「アリス様、これはどうでしょうか?」
「どれどれ、おっ、いい感じだね♪」
【ユーザニア市へ護衛依頼】
《依頼主》 セルラー子爵家
《条件》Rank 無 戦闘経験 有
《報酬》金貨5枚
《内容》次女ミネバ様のヴェガ魔法学園受験
の為、ユーザニア市迄の護衛。
丁度いい護衛依頼を発見!
私は依頼書を剥がしてから受付カウンターへ向かい、受付嬢へ依頼書を渡して手続きをしてもらうことにした。
「この護衛クエストを受けたいのですが」
「はい、ミネバ様の護衛クエストですね。セルラー子爵家へ連絡をしておきます。出発は明後日になっております。当日にセルラー子爵邸へ出向いて詳細を確認してくださいね」
「はい、判りました」
受付嬢から印を押した依頼書を受け取り、護衛クエスト受諾の手続きは完了。
明後日の朝にセルラー子爵邸へ行くまで時間があるから、ここは冒険者らしく討伐クエストでも受けて時間を潰そうと思い、もう1度掲示板へ向かって討伐クエストを確認する。
【ワイバーン討伐クエスト】Rank −
《依頼主》冒険者ギルド
《条件》Rank −
《報酬》−
《内容》西にある大規模農園での討伐
【キラーウルフ討伐クエスト】Rank −
《依頼主》冒険者ギルド
《条件》Rank −
《報酬》−
《内容》西にある大規模農園での討伐
こんな感じの簡単な討伐クエストがあったので、『サクッ』と受けることにしたの。
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