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激レア種族に転生してみた(笑)  作者: 小桃
異世界転生 学園編
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第64話 カフェでの一時

 私たちがカフェに着くと、私に気づいたメグが歩み寄ってきた。


「アリス様もこのカフェを?」

「うん、マリアンヌにケーキが美味しいと誘われたの、メグ先生はここで休憩をしていたの?」

「いいえ、私の主食はケーキなのです。夕食のケーキを食べきたところなのです」


 なんと、メグの主食はケーキだった。智の巨人ともなると脳が糖分を欲しがるのかな? せっかくなので同席しないかと声をかけることにした。


「それなら、一緒にケーキを食べちゃいますか?」

「生徒との交流になるのでお願いするのです」


 私たちはメグを交えてケーキを食べながら、雑談というか魔力操作などの話を楽しんだ。智の巨人も加わり色々と意見交換をしたけど、魔力操作の基本は魔力を球体に具現化して行うことが当たり前だったみたい。


「魔力操作はこの方法しか無いって、僕たちは勝手に思い込んでいたんだね」


 マルクセスは、紅茶を飲みながら自習をした時の感想を伝えると、メグは『ウンウン』と頷きながら誇らしげに応える。


「私も魔力操作と魔法発動に、そんな関連性があるとは思ってなかったのです。まだまだ学ぶべきことが多いのは喜ばしいことです」

「術式を使えば、具現化した魔力の形状変化ができると判っても、複雑な術式を覚えるのは大変です」

「「そうだよね」」


 メグは学ぶ喜びを噛みしめていると、マリアンヌは術式を覚えるのが大変だと嘆く、他のみんなも頷いていた。術式の構築は難しいと思われがちだけど、ハッキリ言えば属性以外は使い回しが可能なので、そのことを理解すれば良いんだとアドバイスをしてあげる。


「実はね、術式は複雑に思えるけどさ、属性・形状・数量・威力について理解をすれば、案外簡単に構築ができるようになるんだよ。次の自習はその辺りのアドバイスにしちゃう?」

「よろしくお願いします!」

「「お願いします」」


 なぜか、メグが一番大きな声で返事をすると、少し遅れてみんなも返事をしてきたので、次の自習では術式の構築方法について学ぶことになったの。


「じゃあ、最後に次の自習までの宿題を出すからさ、しっかりと予習してみてね」

「「はい」」


 私は次の自習までの宿題として、術式構築について簡単なアドバイスをする。あとは自分なりに考えて自力で構築してみた結果を、次の自習では実践してもらうことにした。


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