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激レア種族に転生してみた(笑)  作者: 小桃
異世界転生 学園編
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第6話 超豪華ホテルでの滞在

 無事に王都内へ入ることができた。


 要塞都市ヴェガも大きかったけど、流石に王都は別格のスケールだ。都の真ん中には大きな王城がそびえ立ち、王城の周りには内外二重構造の堀があった。内側に行政地区などが置かれ、外側に貴族居住区があって、堅固な城壁に囲まれている。その城壁から外へ向かって高級区域から一般区域と並んでいる。


 王都の全貌はというと、王城を中心に碁盤のように道が整備されていて、道沿いには大小様々な店や宿などが構えていた。


 私は、大通りを移動する馬車の窓へ顔を近づけ、街並みをキョロキョロと楽しみながら進んで行くと、高級区域の中にある大きな建物の前で、馬車が止まった。


 その建物とは、王都で滞在する間を過すことになる超高級ホテルで、エントラスの前に馬車が到着すると、馬車係が出迎えてドアを開けると、ミネバが下車して声をかけた。


「こんにちは、宿泊予約をしてるアリス.フェリシアの秘書官を務めるミネバです。宿泊の手続をしたいので、フロントまでの案内をお願いします」

「かしこまりました。フェリシア様のことは承っております。ジェネラルマネージャーを呼びますので少々お待ちください」 

「よろしくお願いします」 


 馬係がフロントへ向かうと、すぐにジェネラルマネージャーが馬車の下までやって来て、私が馬車から降りると綺麗な一礼をしてから挨拶をしてきた。


「ようこそ、ホーリーキャッスルへ、私はジェネラルマネージャーを勤めてるアルバレスと申します。王都での滞在期間をごゆっくりとお寛ぎくださいませ」

「我が主アリス様の秘書官を務めるミネバと申します。早速ですが宿泊の手続きと、部屋への案内をお願い致します」

「かしこまりました。お部屋はスイートルームをお取りしてますので、私がご案内致します。宿泊手続きはお部屋のサロンで行います。お荷物はどちらにごさいますか?」

魔法鞄(マジックバッグ)に収めてるので大丈夫です。このまま部屋への案内をお願いします」

「かしこまりました」


 ジェネラルマネージャー直々の案内でスイートルームに着くと、要塞都市ヴェガのロイヤリーガで泊まったロイヤルスイートよりも、さらに豪華な部屋だったことに驚きながら、部屋の中を見渡してると、ミネバが宿泊の手続きをしてくれていた。

 

 手続きが終り、サロンでゆったりと寛いでると、ミネバが王都滞在中の予定ついて聞いてきた。


「グリエル英傑学園の入学試験は、1週間後に行われます。合格発表は試験の1週間後になりますので、本日から2週間の滞在を予定してますが、観光名所などを回りますか?」

「観光も良いけど、まずは王都で暮らす屋敷を購入したいかな? それと冒険者ギルドも覗いてみたいね。その後に時間があれば観光をする感じで調整してくれる?」

「かしこまりました。その予定でスケジュールを組みますね。入学試験に合格したあとは、制服や教科書の購入をする必要があるので、そのスケジュールも組んでおきます」

「うん、よろしくね」


 王都では入学試験以外にも色々とすることがあって、結構タイトなスケジュールっぽい。


 この日は外を出歩かずに、湯浴みをて旅の疲れを流して、豪華な食事を楽しんだあとは、明日に備えて就寝することにした。


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