心水体器:流氷姫は微笑まない
冬の日本海、試験中に消息を絶ったロシア軍の肢闘・ドルフィン2機が日本の護衛艦の前に浮上、亡命の受け入れを求める。しかしいくら呼びかけても乗員は機体の外に姿を現さない。それはできないのだ、なぜなら私たちは肢闘そのものだから。
人間は生まれながらにして人間なのか。人間こそ至上の存在なのか。肉体のカタチに心の在り方を定められた「人間」と「機械」の儚い逢瀬。
……ロボットとかって人型の方が格上な感じがするし、人間じゃないものは人間を志向しがちだよね、でもそれってどうなの? というお話。
2018年前半の作。
「リリウム」の続きです。
カクヨムにも投稿しています。
人間は生まれながらにして人間なのか。人間こそ至上の存在なのか。肉体のカタチに心の在り方を定められた「人間」と「機械」の儚い逢瀬。
……ロボットとかって人型の方が格上な感じがするし、人間じゃないものは人間を志向しがちだよね、でもそれってどうなの? というお話。
2018年前半の作。
「リリウム」の続きです。
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インファン・ゲッコー
2020/04/09 06:33
ドルフィン
2020/04/10 11:26
肢闘無人化試験
2020/04/12 06:38
浮上
2020/04/12 15:40
朔月へのトランジット
2020/04/13 13:53
真夜中のアクション
2020/04/15 21:57
上陸の苫小牧
2020/04/15 21:58
踏み潰された316
2020/04/15 22:01
迂回した電話、爪先の血、シダを抜けて
2020/04/18 10:02
ロウソクの火、早口のロシア語
2020/04/18 13:09
(改)
ドルフィンの操縦室、家族写真
2020/04/20 07:15
流氷姫について、壁のない心臓
2020/04/20 23:27
"決闘"
2020/04/22 08:23
絞められた痣
2020/04/22 08:23
完全なるハードウェア
2020/04/24 08:21
新月
2020/04/24 08:24
自分のもの、かつ客観的身体(上)
2020/04/25 10:48
自分のもの、かつ客観的身体(下)
2020/04/25 10:49
スイング
2020/04/28 06:13
彼らの言語、撫でる
2020/04/28 06:16
逆説的実存のティータイム
2020/05/03 19:39
ドクトル・ナゴフ
2020/05/04 20:48
エリザヴェータの眠り、進化の境界
2020/05/06 13:44
それぞれの器、小樽の別れ(上)
2020/05/10 09:17
それぞれの器、小樽の別れ(中)
2020/05/10 09:18
それぞれの器、小樽の別れ(下)
2020/05/10 09:19
楽しみましょう、死が訪れるまでは
2020/05/24 10:28