目が覚めると知らない少女がいました。
編集入れました。
太陽の日差しがボロ屋に差し込むと俺は朝だと理解して目を覚まして、身体を持ち上げようとするが身体が思うように起き上がらずに倒れ込む。
俺は何で起き上がらないのかと思うと右腕に違和感を感じ首を右に向けると茶髪の少女が俺の腕にべったりとくっついていた。
「…え?」
俺は少し疲れているのだろうとほっぺたをつねる…痛い…どうやら夢では無いらしい…。
というか、この少女は誰だよ…いたの間に俺の拠点に入って寝てるの?…あと、中身がおっさんだから少し危機感を感じる。
とりあえず俺は深呼吸をして、俺に引っ付いている少女を起こす。
「おい、おーい、起きてくれ」
「むにゃ…ん?ご飯?…ガブ」
「いただだ!オイコラ噛むな!」
少女は目を覚ます否や寝ぼけて俺の腕に噛み付き俺が怒りながら起こすとようやく起きる。
「うえ〜味の悪い塩味…」
「勝手に不法侵入した上に噛み付いて置いてそれは無いだろ…」
少女は俺に噛み付いて置いて図々しく文句を言う事に俺は呆れた。
「それで、貴方は誰ですか?」
「アタシの名前はレナよ…突然だけどアタシと組まない?」
「……は?」
少女は自信満々に俺を指差しながらそう言いい、俺は呆気を取られてしまった。
それから数十分後…
「さてと…なんで俺と組まないかと誘ってきたのか教えて貰おうか?」
「うんうん、ようやくアタシの話を聞いてくれる気になったのね……でもね!こんな美少女をくくり付けるなんて酷くない!?」
なんで目の前の自称美少女がくくり付けになっているかと言うと、勝手に俺の拠点で寝た挙句に起きて早々に訳の分からない事を言うので俺はボロ屋に置いておいたロープでくくり付けにしてから朝の採取に向かいそれが終わるまで放置していたのだ。
「いきなり訳の分からん事言う不審者がいるからとりあえず、くくり付けるしか無いか…と思ったから」
「いや、なんで当たり前のように言ってるの!?まぁ確かに勝手に入って寝て、噛み付いたけどさぁ!!」
自称美少女ことレナは俺に嘆くが知った事ではない。
「まぁ、それは置いておいて、本題に入ろうか」
「いや、その前にロープ解いてよ!!」
「無理」
「即答!?」
(コイツは一体何を言っているんだ)と思いながら俺はとりあえず、再度質問する。
「まずは、答えてくれ、なんで俺なんかと組む話を持ちかけたんだ?」
現状、俺は何でこの少女がスラム街の俺の様な子供にこんな話を持ち掛けるにはあまりにも変な話だ。
「答えてくれたら、このロープ解いてくれる?」
「…勿論だ」
内容によるがな…危険だと感じたらそのまま捨てる覚悟で俺は背中にナイフを忍び込ませていた。
「アタシがなんで貴方と組もうと持ち掛けた理由はシンプルよ。貴方には明らかにこの帝国にいる貧民…つまりスラム街の住民でありながら何か違う力を持っていると思ったからよ」
「知能か…それだけか?」
「いいえ、それだけじゃあない、少し前から貴方の事を観察してた。それで偵察能力があって戦闘能力もあるという事が分かったからこの話を持ちかけたの」
「なるほど…」
このレナと名乗る少女はどうやらとんでもなく賢い人だという事が分かった。
確かに何回か誰からの視線を感じた事があった。
その原因がこの少女だったとはな…。
「理由はわかった」
「よし!ならこのロープを「だが」まだ!?」
レナは嘆くが最後に大切な事を聞かなければならない。
「安心しろ、これが最後だ。貴方と俺が組むメリットは?」
俺がそう言うとレナの態度は今までの反応が嘘の様に変わり、茶髪から見える青い目がキリッとして、俺を見つめながら答える。
「私と組むメリットは私が知る限りの情報提供に……私の身体よ……私からアナタに提供させて貰うのは戦闘と労働」
それを聞いて、狭いボロ屋が静まりかえる。
数分後に俺は口を開け答える。
「……そうか、少し考えさせてくれ」
「なるべく早くね」
「わかった…明日の昼頃に此処に来てくれ」
「わかったいい答えを聞ける事を祈るね」
俺はそう言うとくくり付けにしたレナを解放する。
レナは解放されるとボロ屋から出て俺を一度見ると後は振り向きもせずに去って行った。
俺はその後、深くこの交渉について考えるのだった。
今回はここまで書けました。
コロナウィルスで大変ですが皆さん頑張ってください。




