表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

百鬼

百鬼 愉快宴症

作者: PANCAKE:

街の光が薄く伸びる路地裏で、


軽やかな足並みで道を歩く少女が一人。


何が楽しいかわからないが、


少女は何かを楽しんでいた。



私は楽しくて仕方がないの。


生まれた時から一人だったけど、


親の顔なんて知らないけど、


孤児院に捨てられたけど、


孤児院の先生にも嫌われていたけど、


私は幸せだった。


周りを見渡せば、


大きなわんちゃんや、


尻尾の三つある猫とか、


真っ赤な色したお魚さん。


みんなが私の話し相手なの。


だからね。


世の中辛いことばかりじゃないのよ。


きっと私は幸せ者なのね。



お前は哀しみの深淵症なり。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ