表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
瑠璃の歌姫  作者: まーぼー茄子
第一章 司る者
3/32

【3】-流浪-

 よく通る、太い声に、集まった戦士がうなずく。


「森へは二手に分かれて入る。近距離攻撃の得意な者はカナンに従ってくれ。遠距離攻撃の得意な者は俺と来い。他部族の集落を探しつつ森を調べる」


 親友である2人は心の声で通ずる。親、兄弟、親友、恋人、そういった近しい者同士は心の声で会話をすることが出来るのだから。ネイルとカナンはそうして連絡を取り合うことが出来る。

カナンの得意とする得物は刃のブーメラン。

ネイルの得意とする得物は剣、そして体術。

それぞれを補う戦士を従え、それぞれ、川、湖を目指す。

ヒトは、水の近くに集落を作るものだから。


「行こう」




 流浪の民が踏み込んだ美しい森。

そこは精霊の住まう、理想郷。

生ける森は、その森に息づく全ての生き物を守る。

自然の力に溢れる不可侵の森。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ